こんにちは、伊東 歩です。
この講座では、治療家やセラピストのかたが「先生お願いします!」と顧客から頼まれるようになる【 売り込まない集客法 】をお伝えします。
第2回目の今回は、思わず読みたくなる電子書籍のテーマの選びかたをお伝えします。
本を出版しただけでも「すごい先生」と言われるのですが、見込み客の興味を惹く内容なら、さらにあなたの優秀さ・信頼性・権威性がぐっと上がります。
そのためにも、魅力的なテーマを選んでおきましょう。
第2回 魅力的な電子書籍のテーマを選ぼう
あなたがこれからつくるのは、短編集タイプの電子書籍。
これまでに書いたブログやSNSなどの記事を、いくつか集めて一冊の本にまとめます。
そのとき、本にテーマを持たせると、読者にとっても、著者にとってもメリットがあるのです。
テーマとは
本のテーマというのは、「何についての本なのか」ということです。
治療家やセラピストであれば、美容・健康がテーマにしやすいですね。ただ、美容・健康では範囲が広すぎます。
「健康について役に立つ本」では、読者の興味を惹きません。
ですから、もう少し絞り込みましょう。
テーマで重要なのは「悩み」
理想のテーマの条件は3つ。
- あなたが集客したい人の抱える悩み
- 得意分野である
- テーマに沿った過去記事が何本もある
施術やセラピーは、言ってみれば「お悩み解消業」です。
見込み客の悩みを解消することで成り立っています。
つまり、あなたが書きたいテーマではなく、あなたが来て欲しい人の抱えている悩みがテーマとなるのです。
基本的に読者は、悩みや困りごとを解決するために本を読みます。ですからあなたは、
「こんな悩みの改善方法については、詳しいし経験もある」
というテーマを探してみましょう。
電子書籍ならではの戦略
一般的な書籍テーマとしては、例えば「腰痛の治し方」「ほうれい線を目立たなくする方法」などが挙げられます。
でも電子書籍の場合は、もっとテーマを絞っても大丈夫です。
「前屈したときにズキンと痛みが走る腰痛の改善」
「片方だけほうれい線が目立つときの対処法」
など。
書店に並ぶ本では、ここまでテーマを絞ることはできません。紙の本をつくるためには、出版社、印刷製本の会社、取次、書店など、多くの人が関わっているので、ある程度の部数を売らなければなりませんから。
でも電子書籍は、あなただけのもの。
あなたが集客したい、特定の読者に刺さればいいのです。
電子書籍の強みは、ニッチな狭い分野で第一人者となれること。
前屈腰痛の本など、ほかに誰も出していないような狭い分野で本を出していると、必ずあなたを見つける人が出てきます。
そして電子書籍はオンライン上の情報として扱われるので、GoogleやYahoo、Amazonなどで見つけてもらうことができます。
前かがみになると腰が痛むひとが、あなたの本をみつけたら
「こんな本を待っていたんだよ」
と嬉しくなるでしょう。
そして書いてあることを隅から隅まで読み、最終的にはあなたにコンタクトを取ってきます。
ですから、電子書籍のテーマを絞り込んで、狭い分野で第一人者だと認知してもらう戦略を立てることもできます。
今回の【 売り込まない集客法 】では、最短で無料で電子書籍をつくって、クライアントさんが簡単に読めるように、ロマンサーという電子書籍閲覧サイトに本を掲載する方法をお伝えします。
もしAmazonから本を出版したい場合は、ロマンサーでつくった原稿を、そのままAmazonに入稿すれば、出版することができます。
ニッチな分野で一位を獲る戦略であれば、それもアリだと思います。
ぜひ電子書籍の強みを活かした、「この分野なら私に聞いて!」というようなテーマを見つけてください。
次回、第3回の講義では、あなたの選んだテーマに沿って、どうやってブログやSNSの記事を集めるかについてお伝えします。
今までに書いて埋もれていた記事は、あなたの宝物。ぜひ掘り起こして、あなたの存在を広く知ってもらいましょう。
テーマ選びに悩んでいたら、こんな記事が役に立ちます。
『電子書籍で集客するならポジショニングが決め手』
https://cotoba.kireinomi.com/ebook-posison/
『治療家が集客するときにハズしちゃダメなこと』
https://cotoba.kireinomi.com/chiryouka-syuukyaku-hazusu/
『○○専門治療院として地域ぶっちぎりNo.1を売りに集客する』
https://cotoba.kireinomi.com/senmon-no1-syuukyaku/
特典動画:電子書籍のテーマ選びのコツ
今回も、【 七日間で電子書籍つくっちゃおう! 】の動画講義が参考になります。
【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。
〇 他院と比較をされず
〇 通うことへの抵抗感を減らして
〇 あたりまえのように通ってもらう
そんな施術メニューのつくりかたのコツを知りたい方は、こちらをお読みください。