治療院の集客のために
電子書籍をAmazonで出版してから、おなじ
治療家仲間に会うと
「電子書籍を出版? すごいね!」
と社交辞令を含めて言われることが増えました。
でも、ぜんぜん凄くありません。
だって、簡単だから。
とくに普段ブログやメルマガを書いているなら、超簡単。
ということで今回は、
治療家が集客のために電子書籍を出版する
簡単な方法をお伝えします。
電子書籍出版は簡単にできる
「電子書籍を出版する」
と聞いただけで、難しそうだなと思う治療家のかたがたくさんいらっしゃいます。
そして一言に難しいといっても、その理由はいろいろ。
そのなかでも、
「電子って聞いただけで、パソコン苦手な私には無理だなって思う」
「本なんて絶対に書けない。だって文章苦手だもん」
「いや~、人前に自分の書いたものを見せるのって、ちょっと恥ずかしい…」
という3つの苦手があるようです。
この
① パソコン苦手
② 文章苦手
③ 人前苦手
という3つ、じつは電子書籍の場合
そんなに気にしなくてもいいですよ。
特別なソフトは要らない
出版というと、
なにか特別なパソコンの知識が必要なんじゃないか
と思っているかたがいらっしゃいます。
たとえば、
HTMLとかCSSとか、こんな感じのヤツ。
全然必要ないです。
Wordが使えれば、原稿はできちゃいます。
MacユーザーでWordを持ってないひとでも、リブレオフィスのような
無料のワープロソフトがあれば、入稿用の原稿は書けます。
Wordで原稿を書いたら、こんどは電子書籍にするために
原稿を「ePUB」というファイルに変換します。
が、これもカンタン。ソフトも要らない。
ロマンサーという無料のソフトを使えば、
インストールなど面倒くさい操作をしなくても
ePUBファイルに変換してくれます。
以前わたしは、「sigil」というePUB変換ソフトを使っていたのですが、
それよりず~っと楽チンです。
sigilは目次のリンクが章見出ししかできなかったのですが、
ロマンサーなら問題なし。
1分くらいで変換してくれますし、なにより
イラストで説明してくれているので分かりやすいです!
原稿をePUBに変換したら、あとはAmazonに登録するだけ。
まずロイヤリティ(印税)を受け取るために
Amazonの出版部門であるKDP(kindle direct publishing)に、
アカウントをつくります。
Amazonから電子書籍を出版するためのKDPアカウントのつくり方
そのあと、Amazonに入稿すればオッケー。
つまり、電子書籍を出版するのに
特別な知識やソフトは必要ないんです。
治療家なら執筆も簡単
2つ目の苦手は、「文章を書くのが苦手」です。
でも専門家、とくに治療家や整体師、セラピストなら
むずかしく考える必要はありません。
普段の施術でやっていることを、
本で伝えればいいんです。
治療家が電子書籍を出版するとしたら、
きっと
カラダについての悩みを解決する
内容だと思います。
詰まり読者が求めているのは、
カラダについての悩みを解決する方法。
上手な文章を読みたいわけじゃありません。
ふだんの施術のことや、
クライアントに説明していることを
そのまま文章にすればいいんです。
ですから、文学作品と比べると
ぐっと楽なんです。
でも、そうは言っても気になってしまいますよね。
「文章に自信がない…」
コレって実は、文章が苦手というより
「自分の文章を人前に出すのが苦手」
ってことが多いです。
出版で見込み客が安心する理由
単純に文章が苦手ということではなくて、
自分の書いた文章を
色々な人に見られるのが苦手という治療家の先生もいらっしゃいます。
話すのは上手なのに、書くのは苦手。
私は逆で、話すのが苦手なので
クライアントさん相手にも
いまだに口ごもってしまいます…
文章を人に見られるのがイヤという治療家の先生に話を聞くと、
「なんだか自分の裸を見られているみたい」
とのこと。
たしかに。
文章を読むと、著者の人となりがにじみ出ることって
よくあります。
でも、だからこそ出版する価値があるんです。
見込み客が求めるものの一つは、安心感。
初めて治療院を訪れるクライアントさんと話をすると、
出版していることで
「安心できた」
「信頼できそう」
という声をよく聞きます。
その中でも印象的だったのは、
「本を出してるくらいだから、いい加減なことしないだろうと思いました」
という言葉。
実際は本を出している、いないは関係なく
いい加減な施術をする人はいるでしょう。
でも、
本を出版している ➡ 公(おおやけ)のひと
という思い込みが、見込み客のなかにはあるようです。
本を通じて著者自身の裸をさらすことで、
読者は信頼する。
匿名で投稿して言いたい放題意見しているひとが、
まったく信用できないことを考えると、
わかりやすいですよね。
このように、電子書籍の出版は治療院の集客にも一役買ってくれるのです。
お金がかからない
ここまでお伝えした出版までの道のりに、
費用がかかりません。
ゼロです。
つまり
無料であなたの電子書籍を出版することができるのです。
にも関わらず、
ロイヤリティ(印税)は入るし
治療院の集客にも使える。
いいですよね、電子書籍。
どうやって治療院の集客につなげるか
ただ出版しても、集客効果は上がりません。
電子書籍を出版したなら、その効果を最大化しましょう!
導線を考える
電子書籍に限らず、
ホームページ
ブログ
メルマガ
ニュースレター
チラシ
そして、広告など
単体で運用してもなかなか集客効果はあがりません。
たとえば、あなたの整体院の集客導線として
チラシ
が強いなら、チラシと電子書籍を絡めてみましょう。
いまの顧客は、いくつかの情報を自分で集めてから
サービスを利用することが多くなりました。
とくにわたしたちのような業種を選ぶ場合、
自分の大事な身体をあずけることになるので
慎重になる気持ちはわかります。
ですから、
見込み客が手に入れられる情報は
多ければ多いほど
予約の電話につながりやすくなります。
電子書籍・メルマガ・ブログが相乗効果を発揮する【クロスメディア戦略】
まとめ
電子書籍を出版して治療院の集客をするのって、
簡単ですよね。
「大変そうだ‥」
という思い込みを持っている治療家が多いので、
そこで
電子書籍を出版すれば、あなたが顧客から選ばれる理由ができます。
周りの治療家が「面倒くさい」と思っていることを、
コツコツやる。
わたしが見てきた「成功している治療家」のかたは、
みなさんそうでした。
でも電子書籍は、そんなに面倒くさくないってことが分かってもらえたら
記事を書いた甲斐があります!
いっしょに電子書籍をつくりましょう!!
お手伝いしますよ。
【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。
〇 他院と比較をされず
〇 通うことへの抵抗感を減らして
〇 あたりまえのように通ってもらう
そんな施術メニューのつくりかたのコツを知りたい方は、こちらをお読みください。