こんにちは、伊東 歩です。
このメール講座では、治療家やセラピストのかたが「先生お願いします!」と顧客から頼まれるようになる【 売り込まない集客法 】をお伝えします。
第3回の今回は、あなたの選んだテーマに沿って、どうやってブログやSNSの記事を集めるかについてお伝えします。
今まで書いて埋もれていた記事は、あなたの宝物。ぜひ掘り起こして、あなたという存在をたくさんの人に知ってもらいましょう。
目次
電子書籍づくりに欠かせないもの
本題に入る前に、ひとつ質問があります。
あなたは、マイクロソフトのWordを持っていますか?
原稿を無料で電子書籍化してくれる【ロマンサー】では、マイクロソフトのワードと、無料ソフト『リブレオフィス』に対応しています。
ワード、もしくはリブレオフィスで原稿を書いてあれば、ロマンサーを使って無料で電子書籍をつくることができます。もしあなたがワードをお持ちでなければ、無料で使えるリブレオフィスをお使いください。
『リブレオフィスのインストール方法』
https://cotoba.kireinomi.com/libreoffice-ebook/
そして今回の講義を参考に過去記事を選んだら、ワードかリブレオフィスに貼りつけましょう。
どんな記事を集めればいいのか
前回の講義で短編集のテーマの選び方をお伝えしました。
もう、テーマは決まりましたか?
まだ決まっていなければ、今回の講義を聞きながらイメージをふくらませてみてください。
「こんなテーマなら書けるかな」
と浮かんでくると思います。
あなたがこれからつくるのは、誰かの悩みを解決するような短編集です。専門家としての経験と知識を本にすることで、あなたは「優秀・信頼・権威」を手に入れ、見込み客が集まってきます。
ということは、どんな記事を集めればいいかというと、
見込み客の悩みの解決に役立つ記事。
テーマに関連する記事をみつけて、いくつか集めて、
どんどんワード(リブレオフィス)にコピー&ペーストしてください。
※ 貼りつける時の注意点が、この記事の中ほどに書いてありますのでご確認ください。
あとは、短編集ならではのコツがいくつかありますので、ご紹介します。
コツ1:〇〇とは何か
テーマに沿った解決法を集めるだけでも、充分短編集として成り立ちます。
でも特に専門家が一般の人に向けて伝えるとき、最初の第一章として
「そもそも腰痛とは何なのか」
「ほうれい線の正体」
「ぎっくり腰ってどんな状態?」
など、悩みの概略を説明する短編が1本あると、そのあとの内容が理解しやすくなります。
コツ2:原因・理由
悩みの原因が何なのか、専門家としてしっかり伝えると
本の説得力が増します。
なぜその悩みが起こるのか、理由や原因を説明する短編がひとつあるだけで、「分かっている先生」という印象を与えることができます。
ご注意ください!
専門用語を使って、くどくど説明してしまう。
これは気をつけてください。
コツ3:解決方法
おそらくあなたのブログやSNSの記事には、悩みの解決方法がたくさんあると思います。
- 運動・体操・エクササイズ・ストレッチ
- ツボ・セルフ灸など東洋医学
- 食事
- 生活習慣
- グッズ
- お役立ち情報サイト・コミュニティ
- 時短系
- お金の節約系
- 簡単・お手軽・どこでも
など、いろいろな切り口の記事が集まると、本の内容が豊かになります。
コツ4:意外性のあるネタ
ひとは「ギャップ」のあるものに目を留めます。
第一章 腰痛とは一体なんなのか?
第二章 腰痛を引き起こす一番の原因
第三章 タオルを使ったストレッチで腰をゆるめる
第四章 どこでも5分でできる腰痛体操
第五章 腰をゆるめる4つのツボ
第六章 腰痛を「色」で改善する
第五章までは何となく想像のつく解決法だけど、突然「腰痛と色」が組み合わさることで読者は立ち止まります。
あなたがこれまでに書いた記事の中で、「悩み × 〇〇」という意外な組み合わせをみつけて、本のなかに入れてみましょう。
コツ5:具体例に「人となり」を入れる
過去の記事を集めるとき、実際にあなたが経験した具体例をひとつ入れてください。
あなた自身が悩みを克服した話や、顧客の悩みを実際に解決した話でもいいです。
そしてできれば、起こった出来事に対して
- あなたがどう感じたのか(感情・反省・学び)
- どんな信念・確信を持ったのか
- 今のあなたにどんな影響があったのか
- あなたの発したひとこと
- 読者に向けてのメッセージ
などを書き加えてみて欲しいのです。
そうすると読者はあなたを近く感じます。
その瞬間、ただのお役立ち情報の短編集が、あなたを伝えるパンフレットになるでしょう。
何記事くらい集めるのか
電子書籍の文字数は、一般的に10,000~30,000文字。
とくに決まりはありませんが、あまり少ないと読者の印象が悪くなってしまいます。
ですから、2,000文字のブログ記事なら、5本~10本あれば大丈夫です。
参考までに、短編集ってどんな感じになるのかサンプルを用意しました。
サンプル① 『前かがみになると腰が痛むひとが真っ先に読む本』
https://r.binb.jp/epm/e1_77768_27052018155105
サンプル② 『左右で違う【ほうれい線】撃退マニュアル』
https://r.binb.jp/epm/e1_77769_27052018162459/
原稿に貼りつけよう
記事を選んだら、ワード(リブレオフィス)に貼りつけましょう。
ワードのファイル名は電子書籍には関係ありませんので、「電子書籍用原稿.docx」とでも名前をつけて保存してください。
注意! 貼りつけかた
ブログやSNSの記事を貼りつけるとき、ワードなら「貼りつけのオプション」➡「テキストのみ保持」、リブレオフィスなら「形式を選択して貼り付け」➡「書式設定されていないテキスト」を選んで貼りつけてください。
記事が足りなければ…
もし、テーマに対してもう少し記事が欲しいなと思ったら、新しく書いてみましょう。
特典の動画に【 超簡単な構成で記事を書く方法 】がありますので、サクッと書いて追加しちゃいましょう。
動画では、本のタイトルのつけ方などもお伝えしていますので、参考にしてください。
【短編集づくりに参考になる記事】
『文章苦手な治療家が電子書籍を出版する【たった1つのコツ】』
https://cotoba.kireinomi.com/bunsyounigate-ebook/
『「誰もあなたの話なんて聞きたくない!」読んでもらえる文章を書くコツ』
https://cotoba.kireinomi.com/yondemoraerubunsyou/
【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。
〇 他院と比較をされず
〇 通うことへの抵抗感を減らして
〇 あたりまえのように通ってもらう
そんな施術メニューのつくりかたのコツを知りたい方は、こちらをお読みください。