文章苦手な先生が治療院集客するなら【納得してもらえる情報発信】をしよう

電子書籍・ブログ・メルマガ・SNS・YouTubeなどで
情報発信をして治療院集客するなら、
読者に納得してもらうような内容が必要です。

なぜなら見込み客である読者は、
内容に納得することで
あなたを専門家として認めてくれるからです。

そのあとでようやく、治療院への集客につなげることができます。

ですから、読者に納得してもらうことは重要なのですが、
それにはちょっとしたコツがあります。

このコツをつかめば、
文章が苦手な治療家でも、読者が
「わかった!」
と思うような文章になります。

こつこつ書いたブログやメルマガ、電子書籍を
効果的に集客につなげるためにも、
納得してもらえる文章のコツを覚えておいてください。

治療院集客のための情報発信でハマる落とし穴

記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。

『電子書籍つくろう!プログラム』のワークショップでよく見かけるのが、
熱意があふれ過ぎていて
大事なことが伝わらないという文章。

とくに治療家の先生に多いのですが、

「この身体の悩みを改善するには、これが良いんですっ!」

という思いが強くて、
あれもこれも伝えたくなってしまうんですね。

でもそれが、かえって分かりにくい文章になってしまうことも
少なくありません。

そうなると、読者の納得度も低くなり、
最終目標である集客に結びつかなくなってしまいます。

見込み客から信頼される情報発信のコツ

ワークショップでは一般のひともいらっしゃるのですが、
治療家と呼ばれる鍼灸師、柔整師、整体師、セラピストのかたが多いです。

そんな先生たちの目的のひとつは、集客。

ブログやメルマガ、電子書籍などの情報発信で治療院集客するには、
どんな文章がいいのかを
みなさんで考えています。

見込み客が文章を読んで、
あなたのサービスに興味をもってもらうには、
まず、
書いてあることに納得することが必要です。

身体の専門家として情報を発信して、
読者が
「そうか、なるほどね!」
と膝を打つような、腑に落ちる感覚を持ってもらう。

そうすると、
「この先生、よく分かってるな」
という信頼を得ることができます。

ほとんどの読者は、見込み客のなかでも
「今すぐ客以外」
のひとなので、まずは役に立つ情報を伝えて信頼を得ることが大事です。

そのあとでようやく、
あなたの施術や、あなた自身に
興味を持ってもらえるようになります。

読者の納得する文章

じゃあ、どうやって読者に納得してもらうのか。

豊富な知識を詰め込む?
具体的な事例をたくさん盛り込む?

もちろんそれもアリなのですが、
そうすると
こんな感じの文章になっちゃうことがあります。

果物ひとつずつが、あなたの詰め込んだ情報だと思ってください。
たとえば、肩こり解消法のブログを書くとしたら…

・肩がこりやすい姿勢
・肩こりになりやすい骨格
・血流の重要性
・筋肉組織の説明
・肩こりが頭痛を引き起こす
・肩甲骨の役割
・肩こり解消ストレッチ
・体操
・ツボ押し
・温めグッズ
・筋膜リリース
・姿勢改善

など、たくさんの役に立つ情報が浮かびますよね。
親切な先生なら、ぜんぶを紹介したくなるでしょう。

もちろん、信頼を得るためには豊富な知識と経験から、
読者のためになる情報を伝えることは大事です。

でも、
ぶわ~っと並べられた情報があるだけでは、
読者は素人なので
何が大事なことなのか分かりません。

たくさんの情報をもらったけれど、
なんとなく読んでいるだけ。

「そうか!」
と、すっきり納得はしないんです。

そこで覚えておいていただきたいのは、

「つまり」

という言葉で強引にでも納得させるという
チカラワザ。

接続詞という案内板を出す

「つまり」というのは
言い換えの接続詞。

これから、前に書いてあることを、まとめて言い換えますよ
という案内板のようなものです。

先ほどの果物の写真でいうと、
こんな赤丸をつけてあげるのが「つまり」の役割です。

「つまり」という赤丸を文章につけることで、

読者は、たくさんある情報のなかで
ここが大事なんだなと理解しやすくなります。

これは、文章が苦手なひとほど効果的です。

文章が苦手な治療院の先生でも上手く書ける

論理的な文章の展開ができるひとは、
「つまり」
なんて入れなくても読者に
「結局これが大事なんだな」
と理解させることができます。

現に文章術の本では
「接続詞はなるべく削りましょう」
と言われるくらいですから。

でもわたしたち治療家は、作家ではありません。

文章が上手いと思ってもらう必要はありません。
大事なのは、読者が情報を読んで納得して、つぎの行動に移ってもらうことです。

次の行動というのは、
ストレッチを実際にしたり、
メルマガに登録をしたり、
ホームページのリンクボタンを押すこと。

読んで終わらせないことが大事です。

そのためには、
「つまり」を使って強引にでも納得させましょう。

脳はサボりたい

多少、論理的につながっていなくても、読み手は
「つまり」という言葉のあとが

結論であると理解してくれます。

一般のひとが読み手ならば、
そうやって専門家にまとめてもらうと、納得しやすくなります。

脳は、楽なほうを選ぶクセがあります。
わざわざこれまでの文章の流れを検証するより、
詳しい人に
「つまり、こういうことですよ」
と言ってもらったことを
「そうか!」
と素直に受け入れます。

ですから、ぶわっと情報を並べて
ちょっと話が散らかったなと思ったら、
「つまり…」
でまとめてしまいましょう。

情報を広げたままだと読者は迷うので、
行動に移ろうとしません。

情報の発信者として、なにかひとつの結論にまとめてあげることで、
納得し、行動します。

とっちらかったら、「つまり」で締める。

これを覚えておいてください。

まとめ

治療家や整体師、セラピストのかたで、
文章が苦手というひとは結構いらっしゃいます。

でも、治療院集客のための情報発信に
文芸作品のようなテクニックは必要ありません。

大事なのは、
読者に必要な情報が伝わること。

よく、
1記事1メッセージ
1冊1テーマ
といわれていますが、文章が苦手なひとにとっては
難しいこともあります。

テーマをひとつに絞っているはずが、話がふくらんでしまうのです。

そんなときに

とっちらかったら、「つまり」で締める。

を思い出してください。
きっと役に立つはずです。

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