あなたが電子書籍やブログ、メルマガを書くのは、おそらく
治療院に集客することが目的だと思います。
でも、実はほとんどの人は
他人の話なんて
聞きたくない。
他人の書いたブログやメルマガなんて
読みたくない。
これを分かっていると、逆に
読んでもらえるような文章が書けるようになります。
今回の記事では、
あなたがせっかく書いたブログやメルマガを
どうやったら読んでもらえるのか。
どうやって治療院の集客につなげるのか
についてお伝えします。
読まれるブログ・メルマガの『2つのコツ』
あなたに興味はない
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。
今回のテーマは、
『集客につながるブログやメルマガの書き方』
なので、当然読者は
見込み客となります。
つまり、あなたに会ったことがない人。
逆の立場から考えると分かるのですが、
見ず知らずのあなたの書いたブログやメルマガを読もうという人の中で
「あなたについて詳しく知りたい」
という人は少ないはずです。
見込み客が知りたいのは、自分の悩みや困りごとを解決するための情報。
- あなたは自分のことを知って欲しい
- 見込み客は自分のためになることを知りたい
このギャップを埋めないと、
ブログやメルマガは読まれず、集客にもつながりません。
コツ1:損得で脳を刺激する
人の脳は
- 新しい情報
- 損を避ける情報
- 得をする情報
が大好きです。
特に「得すること」「損すること」は
人間の根源的な欲求につながるので、脳の興味をひきやすいんですね。
損得に関する話題が文章の最初にあると
脳の中の海馬という中心部分が
パカッ
と開いて、読む体制に入ってくれます。
つまり、
読み手が得すること
読み手が損すること
についての話をはじめに書いておけば、
読み手は食いついてきてくれます。
ですから文章の中に、今までに聞いたことのない
得をする情報や損を避ける情報が書いてあると、
「おっ?」
と思って気持ちが前のめりになります。
読もうという気持ちになってもらわないと
集客につながりませんから、まずは脳が
「あっ、新しい。聞いたことない」
「い~? おかしくない? 何で?」
「うっ、損するのはイヤだ」
「えっ!びっくりした」
「おっ、なんか得がありそう」
と認識するような話題を、最初に書いておきましょう。
コツ2:「あなた」を主語にする
集客のためのブログやメルマガを書いていると、
いつの間にか
「わたしの話を聞いてください!」
となりがちです。
これはもう、気をつけてもしょうがないんです。
だって、聞いて欲しいことがあるんですから。
でもあまりに「わたしは…」が多いと、これもまた
見込み客の脳は
「自分には関係のない話」
だと判断して、離れていってしまいます。
ですから、文章の中に
「あなたは…」
で始まる文を増やしましょう。
「あなた」が主語の文章を増やすことで、必然的に見込み客は
私について話してくれてるんだなと思います。
「わたし」から始まる他人の話よりも
「あなた」から始まる自分の話のほうが
だんぜん興味を持って読んでくれます。
これは、別に話の内容を変えなくても
主語を変えるだけでいいのです。
わたしの治療院で行っているのは、〇〇治療法と▲▲整体法で、どちらも痛くないのが特徴です。
ではなく
あなたが痛みに弱くても、当院で行う〇〇治療法と▲▲整体法なら大丈夫。ほとんど痛みを感じませんので、ご安心ください。
というようにするだけで、見込み客は自分の話として読んでくれます。
まとめ
治療院の集客につなげるブログやメルマガを書くなら、
- 文章の初めに損得を入れる
- 「あなた」が主語の文をふやす
という2つのコツが役に立ちます。
これを意識していると、相手の立場になって考えるクセがつきます。
そうすると、見込み客は
「この先生は、分かってくれているなぁ」
と、親近感が湧いてきます。
実際に会う前に、そんな関係をつくれるような
ブログやメルマガが書けると、いいですよね。
ちょっとした工夫で変わります。
ためしてみてくださいね。
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