整体師が集客ブログを書くなら「言い切る」覚悟を持つ

人の身体を扱う仕事をしていると、断言するって怖いですよね。

ちょうどいま、電子書籍出版の手伝いをしている
整体師の〇山先生の文章にも、その怖さがにじみ出ていました。

でも、集客しようと思ったら怖がってばかりもいられません。
専門家として、覚悟をもって言いきることで
見込み客からの信頼を得ることができます。

今回は、整体師だけでなく、治療家やセラピストがブログやメルマガ、電子書籍を書くとき
はっきり言いきって信頼を得て、集客につなげるコツ
についてお伝えします。

ブログに正解を書こうとすると集客できない

真面目な整体師が集客できない理由

記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。

冒頭でお伝えした〇山先生は、開業して今年で5年目。
自宅の一室を改装して整体院を始めて、最近ようやく掛け持ちのバイトをやらなくても食えるようになったそうです。

でもまだ集客が安定しない。
ホームページをつくってブログも書いているけれど、反応もいまひとつ。

そこで何か方法はないかなと思って
電子書籍の出版を思い立ったのです。

控えめな〇山先生は、さっきまで
「やっぱり本の表紙に顔写真入れるの、恥ずかしいな…」
と悩んでいたのですが、その控えめな性格は

文章にも出ていました。

電子書籍だけでなく、ブログでも
「~かもしれません」
「~でしょう」
「~のようです」
「~だそうです」
といった語尾が目立ちます。

たしかにこう書いておけば、安全です。

「~かもしれません」は、ある事柄が成り立つ可能性を表すときに使います。

「~でしょう」は推量。書き手が確認していないことを推量して述べるときに使います。

「~のようです」も推量。

「~だそうです」は伝聞。第三者から伝え聞いたときに使います。

説明を読めば分かるように、
これだと書き手に全く責任が無い。

だから言葉に説得力が無い。
だから集客力も無い。

〇山先生に聞くと
「間違ったことを伝えないように気をつけている」
という話なのですが、どうもその控えめな所が裏目に出ている気がします。

自信を持っている先生に見込み客は集まる

どんなビジネスでもそうですが、
自信を持っている人に
人は集まってきます。

施術業も同じで
「かもしれません」
「だそうです」
なんて言っている逃げ腰の先生に
自分の大切な身体を預けようなんて思ってもらえません。

広告表現としての制限

  •  医師法
  •  あはき法
  •  医薬品医療機器法(旧薬事法)
  •  景品表示法

などの広告に関する規制が厳しくなった今、
整体師だけではなく、治療家の集客が難しくなっています。

だから、表現の自由を求めて
電子書籍を選ぶ先生が増えているのです。

でも、せっかくの文章が
「かも知れません」
の連発では、
「この先生に任せたい」
とは選ばれないでしょう。

そこで大事なのは、言いきること。

「〇〇です」
「〇〇します」

など、はっきりと言いきる言葉を意識的に使うのです。

言いきるのが怖い…

もし、あなたが

「治るのです」
「治します」

と断言するのが怖い。けど
集客はしたい。

というなら、おすすめな方法があります。それは、
実体験を伝えるという文章構成にするのです。

電子書籍やブログで見込み客を集める方法

リアルな体験には説得力がある

一般的な話を書こうとすると、
断言しにくいです。

当院の整体施術は、慢性的な腰痛を治すことができます。

と、多くの人に当てはまるように書こうとすると
「言いきっちゃって、大丈夫かな…」
と不安になるでしょう。

でも、

当院の整体施術を受けた〇〇さんは、24歳のとき交通事故に遭って以来10年間、前かがみになると腰にピリッと電気が走るような激痛に悩まされてきました。
しかし、紹介されて当院の整体施術を受けて3回目で痛みが楽になり、6回目の施術を終えたときにはすっかり腰痛が治ってしまったのです。

このような実際にあなたの整体院であった話を書くのは、どうでしょう。

自信をもって書くことができるはすですよね。事実ですから。

実際にあったことを書くと、文章に説得力だけではなく
臨場感が湧きます。

まとめ

人は物語・ストーリーに惹かれるという話をよく聞きますが、
実体験こそまさに、リアルストーリー。

整体師に限らず、治療家やセラピストが
ブログや電子書籍を通じて集客したいなら、

あなたの実体験を書いてください。
そして、
「~かもしれません」
「~でしょう」
「~のようです」
「~だそうです」
を少しずつ減らしてみましょう。

かならず、あなたを頼ってくれる人が集まってきます。

がんばってくださいね。

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