【集客の導線】が入ってるブログの書きかた

集客できないブログ・メルマガ・ホームページに共通していること。

それは、【 導線が足りない 】こと。
私もこれで、痛い目に合ってきました…

とくに文章のなかに、集客への導線ができていない場合が多いです。
その解決法のひとつが、接続詞。

接続詞を【 集客の導線 】として上手く使えば、文章を最後まで読んでもらうことができます。

ということで今回は、
集客できるブログやメルマガ、ホームページ、電子書籍を書くための
接続詞の使い方のコツをお伝えします。

読みにくいブログでは集客できない

記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。

わたしたち治療家がブログやメルマガ、電子書籍を書くのは
集客のため。

ですから、書いたものを最後まで読んでもらえないと
目的が果たせません。

最後まで読むから集客につながる

おそらくあなたは、集客への導線を
文章の最後に置いてあると思います。

  • 治療院の連絡先
  • キャンペーンの告知
  • メルマガの登録フォーム
  • プロフィール
  • クーポン券
  • LINE@の登録

など。
文章を読み進んで、見込み客の悩みを解消して、

「ああ、これを書いている人って、信頼できるな」
「助かった~。誰が書いてるんだろう」
「こんな治療院なら、行ってみたいな」

と思ってもらってようやく、集客への第一歩が始まります。

ですから、読んでいる途中で離脱されてしまっては
全く意味がありません。

文章が読みにくい原因

個別添削をしていて
「分かりにくいな」
と感じる文章に一番多いのは、

どこに向かっているのか分からない迷子文章。

文章の読みはじめ(出発地点)から読み終わり(ゴール)までを
一本の道に例えると…

  1. スタートから今まで通ってきた道
  2. 現在地
  3. これからどちらに向かうのか
  4. ゴールはどこなのか

 

これが分かりにくい文章は
「おれって今、何のために読んでるんだっけ?」
と、読み手を迷わせます。

読み慣れていない見込み客

最近の傾向として、長い文章を読み慣れていない人が増えてきました。

そのため、読解力が低く、飽きやすい。

こういう人に最後まで読んでもらうコツは、
いちいち分かりやすく、全てを書くことです。

集客できるブログを書くコツ

読みやすい文章にするには

見込み客が最後まで読んでくれるブログやメルマガを書くコツは、
とにかくすべてを書くこと。

「書かなくても分かるだろう」

ということまで。

とくに、
文と文の関係性を書いてあげると、迷子にならず
ゴールにたどり着きます。

脳は無駄なことが大嫌い

人間の脳は、
今やっていることに意味を感じないと
すぐに飽きてしまいます。

「え~、これ読んで何の得があるの?」
「あれ、何でいま、読んでるんだっけ?」
「もしかして、もう知ってることかも…」
「時間の無駄じゃない?」

などと脳に思わせたら負けです。

そうならないように、いま読んでいる文章は

  • 読みはじめからの文章と、どうつながっていて
  • これから先、どう展開して
  • 最後に何が手に入るのか

が常に分かるようにしてあげてください。

イメージとしては、
見込み客のアタマの片隅に
文章の流れを示す地図を常に表示させておく感じ。

カーナビの画面に、よくあるアレです。

読者はいま目の前の道(文章)しか見えないので、
通ってきた道(これまで読んだ文章)から、
こんどはどっち方面に曲がるのか(文章の展開)が分かると

安心して走る(読む)ことができます。

読み始めから、読み終わりまでの文章展開のなかで、
いまどこに居るのかをいつも伝えてあげていると、

読者は自分の頭の中で
いま読んでいる文章が理解しやすくなる。

そのとき
【 道路標識 】の役割をしてくれるのが
接続詞です。

接続詞は最高のガイドする

たとえば…

これが、効率的に治療院集客する秘訣です。しかも、……

というように「しかも」という接続詞を入れると、読者は
「ああ、集客の秘訣について、さらに追加の情報がこれから始まるんだな」
と理解してくれます。

つまり、話の流れはこのまま真っすぐ続くんだなと
心の準備ができます。

これを、添加の接続詞といいます。

これが、効率的に治療院集客する秘訣です。ですが、……

もし「ですが」という接続詞が入ると、どうなるか。読者は
「あ、これからちょっと話の流れが変わるんだな」
と心の準備ができます。

これは、逆接の接続詞です。

ほかには、副詞も含めて

  • 「さらに」➡ 追加の情報がある
  • 「とくに」➡ 強調したいことが書いてある
  • 「まず」➡ いくつか話題が続く
  • 「なのに」➡ 矛盾すること
  • 「たとえば」➡ 具体例が書いてある
  • 「つまり」➡ 大事な結論がはじまる
  • 「ところで」➡ 話題が少し変わる
  • 「いっぽう」➡ 対比することが書いてある
  • 「ちなみに」➡ オマケ情報
  • 「しかも」➡ ダメ押し情報
  • 「なぜなら」➡ 理由が始まる
  • 「そもそも」➡ 根本的な話になる
  • 「ただ」➡ 条件付きの話

など。
いちいち接続詞や副詞を入れていると、たしかにうっとおしいです。
でも、
話の流れが分かりやすくなります。

これまで読んできた文章と、これから読む文章の流れが
どうつながるのかが分かると、心の準備ができる。

そうすると、理解しやすくなるので
どんどん読み進めてくれます。

できれば、接続詞だけではなく【 補助文章 】を入れると、
さらに親切です。

❶ ここまでは治療院集客を効率的にする秘訣をお伝えしました。❸ でも効率ばかり追いかけては結果が出ないので、❷ こんどは別の視点から集客を考えてみましょう。
❹ そうすると、より俯瞰的に治療院集客の問題点が見えてきますよ。

などのように、

❶ これまで読んだ文章の内容
❷ これから始まる文章の内容
❸ なぜこれから始まる文章が必要なのか
❹ この先を読むと何が得られるのか

が分かるような補助文章を入れてあげると、
より読みやすいブログやメルマガが書けるようになります。

ちょっと手間がかかりますが、そこが
最後まで読まれて、集客につながるかどうか
の分かれ目です。

まとめ

治療家やセラピストがブログやメルマガを書くなら、
【 集客までの導線 】
を考えて文章を書きましょう。

そのとき、接続詞を入れてあげるだけで
「ぐっ」と読みやすくなります。

せっかく良い文章なのに、最後まで読んでもらえないなんて
もったいない。

あなたの価値を分かってくれる顧客と出会って、一生モノのおつきあいができる。
そんなきっかけになる文章にしましょう。

【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。

 他院と比較をされず
 通うことへの抵抗感を減らして
 あたりまえのように通ってもらう

そんな施術メニューのつくりかたのコツを知りたい方は、こちらをお読みください。