治療院集客のための【 複数の情報発信 】を簡単にする方法

治療院の集客を考えた時、
ホームページだけ
というのは、ちょっと心配です。

ゴッドハンドは別にして
繁盛している治療院の多くは、複数の情報発信をしています。

  • ブログ
  • メルマガ
  • YouTube
  • SNS
  • 電子書籍
  • ニュースレター
  • 店頭ディスプレイ

 

「私はそんなにたくさん、発信できない!」

と思っているあなた。
実は、ひとつのネタから複数の情報発信ができちゃうんです。

要は『使い回し』なのですが、
そのときに大事なコツがあります。

今回の記事では、
治療院集客に役立つ、複数の情報発信を簡単にするコツ
お伝えします。

治療院集客には複数の情報発信が効果的

忙しくても発信できるのはなぜ?

記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。

10年前と比べて、ずいぶんと
情報発信できる方法が増えてきました。

そして、うまく集客できている治療院やサロンは、
ホームページだけ
ではなく、複数の情報発信をしています。

「忙しいはずなのに、すごいなぁ」

と思ったことありませんか?

一人治療家こそ発信で売り込む

でも、すごいなと指をくわえて見ているだけでは
マズいですよね。

「私は、腕一本で食っていく」

という時代は、もう来ません。

特に一人治療家なら、
職人であると同時に自分を売り込んでいかないと
生き残れないでしょう。

そこで大事なのが、情報発信。
しかも複数の方法を持っていれば、それだけ見込み客との接点が増えます。

では、忙しい中、どうやっていくつもの情報発信をするのか。

簡単に複数の情報発信をする秘訣

ネタは1つあれば充分

忙しい治療の合間でも、複数の情報発信をする秘訣は、
『ひとつのネタを使い回す』ことです。

例えば。

昨日、脊柱管狭窄症によって、足の痛みで悩んでいるおばあちゃんが来院しました。

前回の施術で8割くらい痛みは取れたのですが、もう少し痛みが残るとのこと。
そこで今回は、同じ施術のあと、せんねん灸をお渡しして自宅で足のツボにお灸をしてもらったのです。

すると数日後、電話がかかってきて
「あのね、今とっても足の調子が良くって、今日も自分で買い物に行けたの!これから、差し入れ持っていくけど、大丈夫かしら?」
と、嬉しそうな声。

こういうことがあると、この仕事をしていて良かったなと思います。

このようなネタがあったとしたら、
どうやって使い回すのか。

FacebookやLINE@などのSNSであれば、
このくらいの文章量と内容ならそのまま使えそうですよね

でも、その他の情報発信に使うには、物足りません。
ただの日記になってしまいますからね。

そこで。

まずは、
ネタから主題になりそうなことを抜き取りましょう。

ネタから主題を抜き取ってみよう

この具体例の主題はいくつか考えられますが、
おばあちゃんのお灸がポイントなので
『セルフケアの重要性』
を主題にしてみます。

主題が決まれば、あとは

  • ブログ
  • メルマガ
  • ニュースレター
  • 店頭ディスプレイ
  • 電子書籍

など、それぞれの媒体に合わせて
使い回しができます。

1つの情報発信に1つの主題

情報発信には、それぞれ得意分野があります。

  • SNSはリアルタイム情報
  • ブログは日常生活のシェア
  • メルマガは短いお役立ち情報
  • ニュースレターは院内情報
  • 電子書籍は学び

など。
文章の長さはそれぞれ違いますが、
1記事に1主題というのは同じです。

つまり具体例の場合、
『セルフケアの重要性』
という1つの主題があれば、それで
短いメルマガも、長い電子書籍もつくれちゃう。

たとえネタが一つしかなくても、

  1. ネタを探す
  2. ネタから主題を抜き取る
  3. 主題を複数の情報発信に使い回す

ことができるのです。

でも、
情報発信の方法によって文章量はさまざま。

どうやって使い回すのか。
それは、飾りの量を調節すれば大丈夫です。

文章は【主題】と【飾り】でできている

どんな文章でも、

【主題】【飾り】

という2つの要素で成り立っています。

主題は、その記事や本で一番伝えたいこと。
飾りは、主題を引き立たせるための文章。

ですから、短いメルマガに飾りを増やせば
20,000文字の電子書籍がつくれちゃう。

つまり飾りの量をメディアに合わせて調節すれば、
いくらでもネタの使い回しができちゃうんです。

では、
つぎは飾りの量を増やす方法を考えてみましょう。

文章の飾りはいくらでも増やせる

  • 主題についての具体例
  • 主題を思いつくに至ったきっかけ
  • 主題の社会的背景
  • 主題と似たような他分野の話
  • 主題と反対のパターン
  • 主題が及ぼす影響
  • 主題によるメリット
    ……

など、
飾りは山のようにあります。

コツは、主題を中心として

  • 時間軸(過去・未来)
  • 地域(他の地域との比較)
  • プラス面とマイナス面
  • 似たものと全く反対のもの
  • 原因と結果
  • 具体例
  • 人による認識の違い

などを参考にしてみましょう。

そして、どんな情報発信にも欠かせない飾りは
主題に対するあなたの思い。

これがなければ、あなたへの共感が生まれませんからね。

まとめ

忙しい中で
治療院集客のための情報発信を複数するのって、
大変ですよね。

今回お伝えしたコツが、あなたの役に立てばうれしいです。

【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。

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