治療院の集客を考えたとき、
「人気」
って大事ですよね。
あたりまえですが、
周りの整体院やエステサロンなどのライバルより
人気があれば、
自然と人が集まってきます。
じゃあ
あなたなら、どうやって
人気のある治療家になりますか?
今回は、
治療院の集客に必要な人気を集めるコツ
をお伝えします。
目次
普通の治療院が集客するには
人気のあるモノに人は集まる
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。
これから先、
マスメディアを通じて、日本中がひとつの情報に左右される時代から
タコツボ
のように局地的な情報発信が中心になります。
個人の情報発信によって、
ファンが生まれ
コミュニティが育っていきます。
ますます競争が激しくなる
治療家や整体師、セラピストは、
コミュニティをつくったもの勝ちになるでしょう。
もう、待っているだけで
集客できる時代は来ません。
こっちから打って出る戦略を立てましょう。
ライバルがどんな手を打ってきても、
クライアントが離れないような
あなたを中心としたコミュニティをつくるのです。
そんなときに大事なのが、
人気。
人は人気のあるモノに集まる習性があります。
「なんか、あそこの治療院って良いらしいよ」
って、根拠はない。けど、そうやって人は集まってきます。
技術で治療院集客はできない
以前わたしは、
治療の腕を磨けば口コミが広がって
人気の治療院になって
集客には困らなくなるだろうと思っていました。
師匠がそうだったので。
でも現実は甘くありませんでした。
「とびぬけた技術と人柄」が揃ってる人だけが、
自然と人気が出て
人が勝手に集まってくるようになるんです。
凡人のわたしには、
20年かかってもできませんでした。
じゃあ、どうしたらいいのか。
このまま潰れてしまうのか?
そんなわけにはいかない!
どうすれば治療院は潰れない?
人気のあるフリをしましょう。
前に言いましたよね。
人は、人気のあるところに集まるって。
自然に人気が出ない凡人治療家は、
自分で人気者になるしかありません。
治療業界にかぎらず、
裏側を知っている人に聞くと
「なんであそこが?」
みたいな店が、人気が出ていることがある。
その理由は、メディア露出。
特に飲食業界は、味なんて好みによって
美味い、マズい
は全然変わる。
だからテレビや雑誌に
「美味い店」
として紹介されれば人が殺到して、
あっという間に人気店になります。
つまり…
メディア露出をうまく使って、
自分で
「人気の治療院ですよ~」
と言いきってしまうのです。
あ‥
プロとして
「人気さえあれば技術なんて二の次」
なんてのは、論外ですからね。
技術は、死ぬまで精進するものだと私は考えています。
で、
話を戻しますが、メディア露出なんていっても
簡単にはテレビや雑誌に取り上げてもらえませんよね?
そこで、記事の最初の話を思い出してください。
タコツボ。
もう、
マスメディアだけに人の興味が集中する時代は
終わったんです。
治療業界の顧客の流れが変わっている
施術経験が浅くても売れっ子になれる
「自分は治療家なので、人気とかじゃなく、本業で勝負したい」
という職人気質、私は大好きです。
だから生き残ってほしい。
でも現実は厳しい。
今や治療院や整体院、サロンを開業する前から
コンサルティングを受けるのが
普通になりました。
つまり
これからあなたの周りに開業するライバルは、
施術経験が浅いにも関わらず
すでに
新規集客をして、リピートする方法を学んでいるのです。
顧客が動きが鈍くなる
保険治療全盛の時代は
単価が安いということもあり、クライアントさんは
あっちに行ったり
こっちに帰ってきたり、かなり流動的でした。
しかし今後実費の治療がスタンダードになると、
クライアントさんは
数か月は動きません。
会員制や回数券など
リピートへの仕組みが上手いところであれば、
年単位かもしれません。
周りのライバルがそんな戦略を立ててきたら、
- いくらキャンペーンを打っても
- イベントを企画しても
クライアントさんは簡単には動かないでしょう。
ですから、早めに手を打つ必要があるんです。
その「手」のひとつが、
情報発信によって人気治療院になるという戦略なのです。
どうやって凡人治療家が人気を集めるのか
繰り返しになりますが、
治療の技術だけで人気を集めようと思ったら
とび抜けた技術と人柄
が必要です。
普通の人は、自分でせっせと
人気をあつめなければなりません。
そんなときに手っ取り早いのは、
テレビや雑誌といった
マスメディアへの露出です。
マスメディアは手っ取り早いけど…
たまにありませんか?
『anan』『美人百花』
などに、
おすすめの治療院やサロンとして記事掲載しませんか?
というお誘いメール。
もちろん、
記事広告といって
コチラがお金を出して、記事のページを買うパターンなのですが。
ウチにもよく来るのですが、
やっぱり単価が高い。
そして実際に試してみた先生に聞くと、
費用対効果は悪い。
ただこれは、直接の集客を考えた場合であって
「有名雑誌に掲載されました!」
というブランディング効果はあります。というか、
こっちのほうがメインですね。
治療院のホームページとかに
雑誌の表紙や記事ページを載せておけば、
ぐっと華やかになりますからね。
ひとつの方法だと思います。
が、
手っ取り早い方法というのは
手っ取り早く真似されます。
あなたが1誌に記事を出していれば、
近くのライバルは2誌に出すかもしれません。
そして、人気を集めるという意味では
お金をかけた割には効果が薄い。
人気の治療院として情報発信をする
では、
お金をかけずにどうやって人気を集めるのか。
すでに人気のある治療家として振る舞ってみましょう。
そのための手段が、情報発信です。
今、人が情報を取るのは
「マス」から「個」に変わっています。
マスメディアから
ブログやSNSなどのソーシャルメディアへ、確実に消費への影響力は移っています。
先ほどの広告記事もそうなのですが、
消費者は
つくられた情報にさらされ過ぎて、飽きてしまっています。
有名な雑誌やテレビだけではなく、
あなたのホームページに載っている情報ですら、
「本当に?」
という目で見ています。
上手い誘い文句に慣れてしまっているので、
「当院では患者さんのことを第一に考えて治療をすすめています」
なんて書いてあっても信じません。
だって、ほかの治療院や整体院、サロンだって
同じような耳触りの良い言葉を並べてますから。
じゃあ、どんな情報を発信すればいいのかというと…
「個」です。
上っ面な耳触りの良い言葉じゃなくて、
普段あなたが思っていることを発信しましょう。
それも、
人気治療家として。
ここがポイントです!
情報を発信しながら意識を変える
治療家に限らず、
「ああ、この人は人気が出るだろうな」
って、なんとなく空気感で分かりますよね。つまり、
人が集まってくるから人気者になるんじゃなくて、
人気者になる人って、
すでにその空気を持っています。
だから、私たちも同じ空気を出さなければ
人気者にはなれません。
- 人から慕われている鍼灸師ってどんなことを考えるだろう
- 人から信頼されている柔整師ってどんな言葉を発するだろう
- 忙しい整体師ってどんな一日を送っているだろう
- 予約のとれないサロンのオーナーってどんなことに気を配っているんだろう
そうやってイメージして、実際に発信するんです。
難しければ、真似をしましょう。
すでに人気のある治療院に行って、
- どんな応対をしているのか
- どんな服装をしているのか
- どんな気づかいがあるのか
- どんなホームページなのか
- どんなブログを書いているのか
などを
盗ませてもらいましょう。
そして、
真似をさせてもらいましょう。
最初は当然、自分でも違和感があるでしょう。
照れくさいとか、似合わないとか、無理があるとか。
そりゃそうです。
だって、今まで人気がなかった人が、
人気がある人の真似をするんですから。
でも、
「違和感があるから」
「自分には合わない」
「これは本当の自分じゃない」
とかいって、今までと同じような振る舞いや発信をしていても、
何も変わりません。
情報先行で変わりましょう
あなた自身が変わるのは、時間がかかります。
でも、情報は一瞬で変わります。
人気治療家として発信していると、
集まってくる人が変わってきます。
「この先生は、売れっ子の先生なんだ」
と思っている人が集まってきます。
人気というのは、言い換えると
人がどう思っているのか
ってこと。実体のないもの。
だからまず、発信する情報を変えてしまう。
実体はそのあとから変わってきます。
売れっ子治療家の立ち振る舞いが、板についてくるようになります。
人気のある治療院には、
価格を下げなくても、治療時間を長くしなくても、
「治療を受けさせてください」
という人が集まってきます。
ですから、積極的に情報発信を使って、
今日から
人気治療家になってしまいましょう。
素質もお金も実績も要りません。
覚悟ひとつです。
まとめ
治療院の集客をするには、
情報発信が重要です。
でも、
今までと同じ自分で発信していても
今までと同じ結果しか出ないでしょう。
人気のある治療家になりたいなら、
人気のある治療家として発信してみてください。
まず、集まってくる人が変わります。
そうすれば少しずつ、違和感が減って
売れっ子の立ち振る舞いが板についてきますから。
名実ともに人気者になりましょう!
【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。
〇 他院と比較をされず
〇 通うことへの抵抗感を減らして
〇 あたりまえのように通ってもらう
そんな施術メニューのつくりかたのコツを知りたい方は、こちらをお読みください。