治療院の集客に【 情報発信 】は本当に必要なの?

昼間の施術で疲れているから、眠くて仕方がない。
明日も忙しいから、早く寝たい。
だけど…

ブログ書かなくっちゃ。

でも、何のために書いてるんだっけ?
集客のために、情報発信したほうがいいって言われたけど、

ほんとうに必要なのか?
意味あるのか?
面倒くさいな…

と思っている治療家やセラピストのあなたに。

今回の記事では、
治療院やサロンの集客に情報発信は必要なのか
ということについてお伝えします。

治療院が情報発信する理由

何のために情報発信するのか

記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。

私が開業した22年前、
『情報発信』なんて言葉は知りませんでした。

ホームページですら、持っている治療院やサロンは少なかったですからね。

でも今は…
やっぱり必要です。情報発信。

それは、
どうしてあなたを選ばなければならないのか
という理由を伝えるためです。

待っていても集客できない時代

柔道整復師、鍼灸師、按摩マッサージ師などを養成する学校が増え、
国家資格者も増えました。

整体師も、セラピストも増えました。

おかげで、供給過多のマーケットになってしまいました。

だから、
治療院、接骨院、整体院の看板を上げていれば
なんとなく人が集まっていた時代は、もう来ません。

積極的に集めなければ、廃業です。

そのためには、
数ある選択肢のなかから
どうしてあなたを選ばなければならないのか
という理由を、見込み客に提示することが必要なのです。

ライバルは他にもいる

あなたのライバルは、『院・サロン』だけではありません。

  • 健康食品
  • フィットネスクラブ
  • 地域の健康教室
  • DVDやYouTube
  • 書籍
  • 健康器具
  • 美容外科

など見込み客にはいろんな選択肢があるのに、

わざわざ時間をつくって、
治療院に車を走らせて、
そこそこ高額な料金を払って、

なぜ、あなたの施術を受けなければならないのか。
その理由を伝えるために、情報発信が必要なのです。

ライバルが居なければ必要ない?

もう1つの情報発信の役割

では、先ほどお伝えしたようなライバルがいなければ
情報発信は必要ないのか。

実は、やっぱり発信したほうがいいんです。

先日のこと。
新しくいらっしゃった患者さんが、こんなことを言っていたのです。

「私、鍼灸の治療院で腰痛が治せるって、あんまり考えたことがなかったんです」

一般の人って、案外こんなもんです。

なんとなくしか理解していない

「何か昔ながらの健康のことをやっている」
くらいのイメージしか持っていなくて、切羽詰まるまで
それ以上は知ろうしない。

こんな方、けっこう多いと思いませんか?

だから、ブログやホームページだけではなく
店頭のチラシやディスプレイ、看板、広告などの情報を発信して、

  • あなたの治療院が何をやっていて
  • どんな人が来ていて
  • どういう風に変わっていくのか

を伝えてあげる必要があるのです。

ひとつの情報発信に頼らない

顧客は変化している

最近の顧客の傾向として、
「失敗したくない」人が増えてきました。

物を買ったりサービスを選ぶとき、
失敗しないために
複数の情報をみて判断するのです。

受け取れる情報が多くなったことも、その一因でしょう。

ですから、たとえば治療院を選ぶときにも
ホームページだけではなく

  • ブログ
  • メルマガ
  • 電子書籍
  • 口コミサイト
  • チラシ
  • 地域情報誌
  • 店構え
  • 店頭ディスプレイ

など、いくつかのメディアをチェックしてから
来院する方が増えたのです。

クロスメディア戦略

このような顧客の購買心理を満たすためには、
複数の情報発信をしておくと有利です。

ホームページの他に、ブログやメルマガなど
「ちょっと面倒くさいな…」
と思うことをやるのが、生き残るかどうかの分かれ目。

デジタルコンテンツは使い回しができるので、
意外と手間はかからないんですよ。

電子書籍なんて、ブログやメルマガを集めて
つくることもできるのですから。

まとめ

治療院やサロンの集客に、情報発信は必要なのか。
その答えは、「必要です」。

これから先、
施術業界は仕組み化された大手チェーンが伸びてきます。

個人運営の治療院やサロンにとって、
情報発信は、その備えとなります。

施術者と顧客の個人的な関係を
情報を発信することで深めておく。

そうすると、
「私のことは、先生がいちばんよく分かってくれているから」
と、浮気をされることはなくなるでしょう。

お互い、がんばりましょうね。

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