治療院の集客ブログに専門用語は禁止!

もしあなたが
電子書籍の原稿やブログが調子よく書けてるとき、
気をつけてください。もしかして

読み手を無視

しちゃってることがあります。

治療院の集客ブログを書いて、

「この先生は、すごいな! 素敵だな!!」
「この先生の治療を受けたいな」

と読者に思ってもらうには、心をくだくことが大切です。

この記事では、治療院の集客ブログを書くときに
どうやって書けば見込み客を惹きつけることができるのか
についてお伝えします。

読まれない集客ブログのパターン

専門用語に気をつけよう

記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。

治療家というのは身体や病気の専門家なので、
とうぜん、知識や経験が豊かです。

そんな人が次から次へと言葉が出てくるのは
たとえば
治療の勉強会のあと、
懇親会で治療家同士が盛り上がってるとき。

「L5の回旋変位って、やっぱり短下肢側に…」
「右寸脈が沈虚のときって、相生関係から言って脾を…」
「多裂筋の筋膜リリースは、脊柱矢状面のアライメントを…」
(適当…)

なんて、
お互い分かっているひと同士の会話って
たしかに楽しいですよね。

読者を置き去りにしない

でもその会話の輪の中に
クライアントさんが混ざったら?

きっと
ポカーンとして
居心地がわるくって、
早く帰りたいっと思いますよね。

でも気がつかないうちに、
電子書籍やブログで
読者にそんな思いをさせてしまっているかも知れません。

だとしたら
見込み客を集めるどころか、
あなたの印象がとっても悪くなってしまうでしょう。

伝わりやすい集客ブログの書き方

専門用語をくだいて伝える

たとえば
こんな文章を読んで、あなたはどう感じますか?

慢性腰痛には、スタティックストレッチよりも、ダイナミックストレッチによる脊柱起立筋へのアプローチが、筋繊維の癒着および拘縮を軽減し機能的変化が期待できるという面で有効である。 (内容は適当です…)

治療家であれば、
簡潔にまとまっていて読みやすいんじゃないでしょうか。

ただ、専門用語が多いので、
不特定多数のひとに読んでもらうには
言葉をくだく必要があります。

慢性腰痛には、静止したまま筋肉を強く伸ばすストレッチよりも、動作しながらストレッチをするほうが効きます。それは、腰から背中にかけての筋肉の硬さが取れて、筋肉の動きが改善するためです。

こんどは?
さっきより、表現が柔らかくなりましたね。

医学的知識がそれほどなくても
読める文章になりました。

ここまでは、だれでもやります。
そして、
似たような文章に落ち着くでしょう。

でもこれでは、大勢いる治療家に埋もれてしまい、集客には結びつきません。

あなただから書けるブログに人は集まる

似たような文章だと、読者はただの情報として読むので、
情報発信者である
「あなた」
のファンにはなってくれません。

だれが書いたって、似たような情報ですからね。

そこで、あなたが書く必要がある文章にしましょう。

たとえば…

腰の痛みが続くと、ちょっと動くたびに腰が気になってしまいますよね。
実は私も、腰痛持ち。

正直、施術をしていても腰が痛いのですが、患者さんの手前「イテテテッ」とは言えず、ちょっと引きつった笑顔で隠しているんです。
私のような前かがみの仕事だと、腰に負担がかかるのですが、そんなときはストレッチをしましょう。

こんなときにオススメなのは、じっとしたままのストレッチではなく、少し動かしながらのストレッチ。このほうが、腰から背中にかけての筋肉が柔らかくなるので、腰の痛みが楽になるのです。

たとえば、ラジオ体操をゆっくりとやるような感じで、あなたも、腰を伸ばしてみてください。
私はいつも、お風呂上りにやっています。

最初の文と比べて長くなっちゃいましたけど、
この文章はあなただけのもの。
(本来は、ほかの文章と合わせて自分を出していきます)

こんな感じにすると、単なる情報ではなく
「あなた」の人となりが伝わる文章に変わります。

まとめ

電子書籍を出版すること。
ブログを書くこと。

それがゴールなら情報を伝えるだけでオッケーです。

でも、文章を通じて

  • 治療院に集客したり
  • ファンを集めてリピート客に育てたり
  • BtoBのビジネスにつなげたりしたいなら

単なる情報で終わりにしないでください。

  1. 専門用語をくだいて書いて
  2. 文章に「人となり」を盛り込む

そうすれば、必ず

「あなた」を気に入ってくれる人が集まってきます。

がんばってくださいね。

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