電子書籍やブログの「目次」を工夫すれば治療院に人が集まる

突然ですが…
あなたはスーパーに行って

試食をしますか?

わたしは、なんだか
試食をしちゃうと買わなきゃいけない気がして
あまりしません…

でも、食品流通サービスに関するリサーチ会社によると
一度でも試食をしたことのあるひとの

99%は、試食をした商品を購入しているんですって!

つまり、なんとか試食してもらえれば
買ってもらえる確率はアップする。

では、私たち治療家やセラピストが情報発信をして集客をするときの
「試食」にあたるものは何なのか。

それは、「目次」です。

電子書籍やブログの目次は、内容のつまみ食い。
目次を読めば、なんとなく全体像が分かります。

今回の記事では、
治療院やサロンの集客を増やすためには
電子書籍やブログの目次をどう工夫すればいいのか
についてお伝えします。

電子書籍やブログで集客するための「目次」づくり

感覚に訴える

記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。

試食の強みは何といっても

感覚に訴えられること。

腹ペコで買い物に行って
サイコロステーキなんか焼いてあったら
その香ばしい匂いに誘われて

たまらず試食。そのまま買っちゃいます。

もしあなたが、
電子書籍やブログ、メルマガを使って集客したいなら、
まずは
興味を持ちそうな「試食」を用意しましょう。

そうしないと、だれも振り向いてくれません。

電子書籍なら、目次内容紹介
ブログなら、目次ディスクリプション
メルマガは、タイトル

これが、「試食」になります。

見込み客は説明を読みたくない

試食でアピールするのは、美味しさです。
原材料ではありません。

でも多くの目次やタイトル、内容紹介は
原材料を表示しているだけで
美味しそうじゃないんです。

情報発信にとっての原材料とは、
書いてある内容。

それをただ説明しただけの目次やタイトル、内容紹介は
見込み客の興味を惹きません。

もっと感覚に訴えるような「試食」が欲しいんです。

特別なのに普通になってしまう

たとえば…

  •  腰痛を治す方法【前屈のストレッチ】

という目次があったとします。

これだと、確かに書いてある内容は分かります。
でも世の中にたくさんある腰痛改善ストレッチの中で

わざわざ
あなたの本やブログを読む必要がそこにあるのか。

せっかく書いてある内容が
30年の経験によってあなたが生み出した、
独特のストレッチだったとしても

  • 腰痛を治す方法【前屈のストレッチ】

という目次によって普通の情報になってしまいます。

感覚を刺激する目次やタイトルにする

「あなたの情報を読んでみたい」

と思ってもらうには、感覚を刺激しましょう。
たとえば、

  • 腰が楽になる【前屈ストレッチ】の方法

にしてみる。
でも、もうちょっと感覚に訴えたいなと思ったら、

  • ふわっと腰が楽になる【前屈ストレッチ】の方法

と変えてみる。
擬音(ぎおん)を入れると、より感覚がつかみやすくなります。

あとは、せっかく工夫を加えた前屈なのだから、
具体的な数字を入れた「メソッド名」にしてみると…

  • ふわっと腰が楽になる【30度ストレッチ】の方法

となります。さらに「方法」という言葉も
感覚的にしたいと思ったら…

  • ふわっと腰が楽になる【30度ストレッチ】の伸ばしかた

こうしてみると、最初の

  • 腰痛を治す方法【前屈のストレッチ】

よりは、ストレッチで腰が伸びることとか
そのあと楽になる自分の姿がイメージしやすいと思います。

目次で見込み客を惹きこむ

電子書籍やブログの添削をしていると

「目次とか見出しって、考えるのが面倒くさいです」

という方がいらっしゃいます。

本文を書きすすめたいのに、
目次や見出しなど短い一文に凝縮する作業が
足手まといに感じるのです。

たしかに私も、そう感じることがよくあります。

でも情報発信をする目的が集客であり、
顧客を惹きつけようと思ったら、やっぱり目次は大事。

できれば、見込み客がパッと見たときに
目次が全体としてストーリーになってつながっていると
さらに興味を持ってもらえます。

 

  • 目次で興味を持ってもらい
  • 本文で信頼を得て
  • 問い合わせ電話をしてもらう

この流れを途切れさせないことが、
治療家やセラピストが情報発信で集客するときの
ポイント。

そうすれば、コツコツ書いた文章を読んだ人が
あなたのファンになってくれます。

まとめ

治療院やサロンの集客を目的としたブログや電子書籍を書くなら、
目次を工夫しましょう。

目次を読んだ見込み客が、
「おっ、なんだろう」
と目を止めるように感覚を刺激してあげてください。

そうすれば、あなたに興味を持ってもらう
きっかけができます。

がんばってくださいね。

【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。

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