もし、あなたが配っているチラシの反応が落ちてきたなら、
ちょっと目新しい要素を入れてみましょう。
たとえば、チラシの短所を補うような
『オンライン情報』への導線をうまくつなげれば、
反応率があがるかもしれません。
今回の記事では、治療院やサロン集客に役立つ
チラシと電子書籍を使った集客方法についてお伝えします。
目次
チラシだけでは集客できない
チラシの長所と短所
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。
実は私、以前はチラシを馬鹿にしていました。
「時代遅れのアナログな方法だな」と。
いやぁ、恥ずかしい。
地域密着型のビジネスである治療院にとって、
チラシがどんなに効果があるのか、今なら分かります。
たとえゴミ箱に捨てるときの一瞬だとしても、
直接手に取って目にしてもらえるというのは、
チラシ最大の長所。
ネット広告なんて、地域に住む
ほんの数パーセントの人にしか見てもらえませんからね。
ただ、チラシは大きさが決まっているので
伝えられる情報には限界があります。
そんな弱点を補ってくれるのが、
オンライン情報。
チラシとオンライン情報を上手につなげると、
お互いの長所と短所を補い合うことができるのです。
反応の良いチラシの秘訣
反応の良いチラシをつくる秘訣は
クライアントさんに聞いてみること。
チラシ経由で来院した人に、
- チラシのどの部分・言葉が気になったのか
- いつチラシを見たのか
- あなたの院のチラシを以前に何回くらい見たか
- チラシ以外にどんな情報を見たか
- どの要素が来院の決め手になったのか
などを、直接聞いてみましょう。
うちの治療院の場合は、
チラシからオンライン情報、特に電子書籍への導線を考えたチラシが
いちばん反応がありました。
治療家の仲間にも聞いてみたのですが、
どうも最近の傾向として
複数の情報に触れてから来院というパターンが多くなってきたようです。
電子書籍とチラシの相乗効果で集客
チラシ競争に勝つ
あなたの家のポストにも、
毎日たくさんのチラシが入ってくると思います。
その中で
しっかりと読んでもらうのは至難の業。
パッと見た瞬間に興味を惹けるかどうかが、勝負の分かれ道となります。
人間の脳は、過去に見たものは「不要な情報」として処理するため、
即座にゴミ箱行き。
つまり、他の人と似たような内容のチラシは弱いということ。
うちの治療院でつくった
電子書籍を前面に押し出したチラシの反応が良かったのは、
他に同じようなチラシが無かったからかも知れません。
信頼度が上がる
電子書籍への導線を意識したチラシの反応が良かったのは、
パッと見の印象だけではありません。
チラシ経由で来院した人に聞いてみると、
「本を出しているような先生なら、変な人じゃないだろうなと思って」
という人が結構いらっしゃったのです。
確かに、これから自分の身体を預けると思うと、
治療院に電話をするのってドキドキしますよね?
それが女性であれば、男性の先生に対して
少なからず警戒心を抱いています。
そこで、電子書籍をamazonから出版しているという情報があれば、
少なくとも
他のチラシにはない信頼性を持たせることができます。
「なんとなく」でいいんです!
電子書籍を絡めたチラシをきっかけに来院してくれた人に聞いてみると、
「チラシを読んで、なんとなく気になって本を買ってみました」
という方が一定数いらっしゃいます。
「詳しくはウェブで!」
のような広告って、結構見かけますよね?
でも、多くのチラシが同じことをやっているので
受け取る人は
見飽きてしまっています。
けど、いつも買い物をしているAmazonで
近所の治療院の院長が書いる本が売られている。
しかも99円。
そんなチラシ今までになかったので、
「どんなことが書いてあるのかな」
と気になる人が一定数いて、毎月コンスタントに売れている。
いまや、日本の人口の4人に1人が利用しているくらい
馴染みのあるamazon。
ですから、チラシを見て
「へぇ~、うちの近所の治療院の先生が、amazonから本を出してるんだ」
と興味を持ってもらいやすいんですね。
電子書籍を一冊読んだらファンになる
他のオンライン情報にはない魅力が、
電子書籍にはあります。それは
ファン化しやすいということ。
読者に役立つ情報だけじゃなく、
あなたの「人となり」をしっかりと伝える。
そういう構成になっている本を一冊読み終えると、
読者は著者と
まるで旧知の仲のような錯覚を起こします。
「やっと会えました」
「初めて会った気がしない」
というのは、電子書籍経由で来院された人から
よく聞く言葉です。
まとめ
チラシと電子書籍を組み合わせると
治療院の集客にとって役立つツールとなります。
お互いの長所と短所をうまく補い合うことで、
相乗効果を発揮して
集客につなげることができる。
しかも初回来院時から、
「先生、お願いします!」
という立ち位置づくりができてしまう。
ちょっと、いいですよね。
繰り返し通ってくれるファンを育てて、
「あ~、先生の所に通えてよかった」
という人を増やしてくださいね。
【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。
〇 他院と比較をされず
〇 通うことへの抵抗感を減らして
〇 あたりまえのように通ってもらう
そんな施術メニューのつくりかたのコツを知りたい方は、こちらをお読みください。