わたしが、治療院の集客に悩んでいる先生に
「電子書籍って、つくってみると集客の役に立ちますよ」
と話すと、
「文章が苦手なので、ブログやメルマガも苦労してるんです。だから、電子書籍なんて書けません…」
と返されることがあります。
そんなときは、
「文章が苦手でも、はじめに図を描いておくと楽に書けますよ」
とお伝えしています。
今回は、文章が苦手な治療家でも
ブログやメルマガ、電子書籍を楽に書けるようになるコツ
を、いっしょに考えていきましょう。
目次
ブログが書けない人にありがちなパターン
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。
昨日、久しぶりにセミナーのための資料作りをしていました。
慣れないパワーポイントを使って
せっせとスライドをつくっていたのです。
そこで感じたのは、
ひと目で分かるように考えるのって大事だな
ということ。
セミナーとかで使うスライドって、
一枚の中に文字や囲み枠、矢印やイラストを配置して
どうやったら
ひと目で伝わるのかを工夫しなければなりません。
書く前の準備が大事
たとえば、
- スライドのなかに長々と文章を書いたり
- テーマをいくつも入れたり
- バラバラに並べたり
- 色を使いすぎたり
すると、
全然伝わらないスライドになってしまいます。
- 何がいちばん伝えたいことなのか
- それをどうやって補足するか
- どんな配置にするのか
この3つは、1枚のスライドでも、1つのブログ記事でも
同じ基本要素。
電子書籍のような長い文章でも、これは同じなのです。
ですから、この3要素をあらかじめ洗い出しておくと
文章が楽に書けるんです。
いきなり書き始めると…
逆に、なんとなく書きたいことが
頭の中に散らばっているままで書き始めてしまうと、
- 書いている最中に手が止まったり
- 分かりにくくなって書き直したり
とにかく無駄が多くなってしまいます。
するとだんだん
文章を書くのが面倒くさくなってきて、
「情報発信? べつにしなくてもいいんじゃない?」
となってしまう。
だから、
書き始める前の準備ってすごく大事なんです。
文章苦手な人ほど書きやすくなる秘訣
すべてを「治療院の集客」につなげる導線にする
わたしたちは
何か伝えたいコトがあって情報発信をしています。
伝えたいコトというのは、
【 文章の主題 】です。
主題というのは文章にひとつだけ。
そして、
ほかの全ての文章は
主題につながる導線にしなければなりません。
たとえば、
今日のブログの主題が
【 今週の日曜日に体験会を行います。ぜひお越しください 】
という文章だとしたらだとしたら、他の文章は
体験会に興味を持ってもらうため
だけ
に書かれているのが理想です。
一見、関係のないような話題でも、
ちゃんと主題につなげる布石になっているのが
集客できる文章となります。
書き始める前に図を描いてみよう
集客できるブログやメルマガ、電子書籍というのは、
主題を中心に、色々な要素が無駄なく配置されています。
たとえば…
- 主題
- 主題の社会的背景
- 主題を放置する影響
- 主題と似たような事例
- 主題の解決策
- 主題の具体案
- 主題をもう少し深める
といった順番で文章を書くこともできます。
この配置は『文章構成』になるのですが、書き始めるまえに
まず図を描いてみてください。
ラフな図でいいので描いてみると、
- 一番伝えたいこと
- 補足の要素
- どの順番で並べたら分かりやすいか
が、ひと目で分かります。
一枚の紙に、
まずは一番伝えたいこと(主題)を短く書いて、丸で囲む。
次に、主題を補足する話題を、その周りに思いつくだけ書く。
あとは、
似た要素を色分けしたり
矢印を使ったり
番号をふったりしながら
書く順番を決めていきましょう。
パッと見て分かることが大事
主題や補足要素、話題の順番が
一枚の紙でパッと見てわかると
文章の全体像が掴みやすくなります。
すると、主題を伝えるために
- 余分なもの
- 足りないもの
- 伝える順番に無理がないか
などが、見つけやすいのです。
文章が苦手な人は、
書き始めると「ちゃんと書かなきゃ」と目の前の文章に集中してしまうので、
横道に逸れたり、
話のつじつまが合わなくなったりしがち。
でも図にしてみると、すぐ分かります。
【 電子書籍つくろう!プログラム 】でも
文章を書き始めるまえに視覚的な設計図をつくっておきます。
そうすると、文章が苦手な人でも
電子書籍を完成させて出版できるようになります。
まとめ
文章が苦手な治療家でも
ブログやメルマガ、電子書籍を楽に書けるようになるコツは
書く前の「ひと手間」。
ちょっと面倒くさいですけど、簡単でいいので図を描いてみましょう。
文章を書くのが楽になります。
そして、ちょっとだけ
書くのが楽しくなってもらえたらいいなと思います。
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