「地域ナンバーワンの治療院」
という広告宣伝が、
グレーというかアウトになってきました。
2018年、医療広告ガイドラインの施行による広告規制が本格化してきて、
根拠のない「ナンバーワン」を推して宣伝できなくなってきた今、
治療家や整体師、セラピストはどうやって集客したらいいのか。
じつは、
「No.1」
と書かなくても
地域のトップとして宣伝できる方法があるんです。
今回はそんな治療院の広告宣伝の方法について
いっしょに作戦を練りましょう。
目次
地域ナンバーワンが効果的な理由
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。
治療院集客のセミナーやコンサルを受けると、
「地域No.1を打ち出しましょう」
と言われることがあると思います。
きっと、その戦略が効果的な理由も
話してもらっているでしょう。
もっとも大事な理由は、
「一番は選ばれやすい」から。
見込み客は判断できない
一般の人は、どのお店が優秀なのかなんて
判断できません。
- 接骨院
- 鍼灸院
- 整体院
- マッサージ店
- リラクゼーションサロン
街の中にはいろんな種類のお店があります。
できれば、自分に合った、優秀な技術を持ったお店を選びたい。
大事な身体をあずけるわけですから、慎重になるでしょう。
そんなときに、
「うちは一番ですよ」
と教えてあげることで、
見込み客は悩まなくても済むようになります。
「地域でナンバーワンの整体院です」
「加須市でいちばん愛されている接骨院です」
「北関東でトップクラスの顧客満足度を誇るエステサロンです」
どこかで「本当に??」
と思いながらも、
脳はサボることを選びます。
心は責任転嫁を選びます。
ですから、とにかく
地域で一番だと思ってもらうことは、
集客にとってとても効果的なんですね。
厳しさを増す治療院の広告規制
そんな効果的な言葉である
「地域でナンバーワン」
も、ご存知のように
最近では使いづらくなってきました。
- 柔道整復師法
- あはき法
- 景品表示法
などに書いてあることを、
ちゃんと守ってくださいね。と、
消費者庁や保健所、そして自治体などのお役所の取り締まりが
厳しくなってきました。
2018年の6月、『医療広告ガイドライン』の施行に伴って、
YahooやgoogleのPPC広告でも
使える言葉がどんどん少なくなっているのが現状です。
根拠のない「ナンバーワン」「一番」は、
もはや使わないほうがいいでしょう。
地域ナンバーワンの治療院として集客する方法
電子書籍を使って集客する
施術の優秀さというのは、
一番とか二番って順位をつけるのは難しいですよね。
でも、事実はともかく
いちばん優秀だと思ってもらう工夫はできます。
それが、出版です。
「本を出している先生」
というだけで、
見込み客からは優秀だと思ってもらえます。
本の出版には、そんな問答無用のパワーがあります。
これはもう、
本を書く=詳しい・専門家・優秀・尊敬に値する
という子供のころからの擦り込みのおかげです。
しかも今は電子書籍があるので、
無料で簡単に本が出せてしまう。
日本最大の書店であるAmazonに、
あなたの本が並ぶのです。
そのAmazonで出版した本の表紙を、
ホームページやチラシ、名刺、店頭ポスター、ニュースレターなど、
ありとあらゆる広告媒体に載せましょう。
電子書籍を出版しているという事実と本の表紙が、
無言のうちに(わざわざNo.1と書かなくても)
あなたの優秀さを伝えてくれます。
ニッチな分野の書籍を出版する
たとえばあなたが、Amazonから
『専門家が教える慢性腰痛の治しかた』
という本を出版したとしましょう。
そうすると、見込み客からは
「ああ、この先生は腰痛に詳しいんだな」
と認識されます。
ホームページや店頭ディスプレイに電子書籍の表紙を載せておけば、
わざわざ地域No.1と書かなくても
「本を出すくらい腰痛に詳しい先生」
としてのポジションを手に入れることができるでしょう。
電子書籍を出版するのは大変?
電子書籍は、今や意外と簡単につくれます。
でも多くの人はそれを知りません。
私はこれまで数冊の電子書籍を出版してきましたが、
治療家の仲間から
「すごいですね~」
と言われても、逆に照れくさいんです。
謙遜とかじゃなくて、本当に簡単にできるので…
まとめ
治療院の集客するとき、
「地域でいちばん優秀な先生」
というイメージを持ってもらうことは強力な武器になります。
ですから、広告規制によって、直接言葉で伝えられないなら
そう思ってもらえるような工夫をしましょう。
そのひとつが、電子書籍です。
気軽につくってみましょう!!
【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。
〇 他院と比較をされず
〇 通うことへの抵抗感を減らして
〇 あたりまえのように通ってもらう
そんな施術メニューのつくりかたのコツを知りたい方は、こちらをお読みください。