「頑張ってブログ書いてるのに、反応がない」
と悩んでいる治療院の先生。
もしかしてあなたは、真面目すぎるのかもしれません。
「せっかくブログで健康情報を伝えるのだから、きちっと書いて、結果の出る改善方法を伝えよう」
と思ってませんか?
そこに、読者との温度差があったら…
今回は、真面目な先生ほどハマりがちな
ブログ、メルマガの落とし穴について一緒に考えてみましょう。
せっかく情報発信するなら、
集客につなげたいですからね。
治療院ブログで集客するなら何を書く?
読者の求めているものを書く
あたりまえのことですが、
ブログやメルマガに限らず
- 電子書籍
- ホームページ
- ニュースレター
- チラシ
- 店頭ボード
- 院内掲示
などの情報発信では、情報を受け取るひとが求めているものを提供します。
自分の考えや思いを書きたい放題書いて人が集まるのは
限られた「一流の人」だけです。
わたしたちのような普通の人間は、大前提として
読み手の求めているものを書く
という意識を持っておいたほうがいいです。
そうじゃないと、
ただの「変わったひと」になり、コミュニケーションが成り立ちません。
会話にならず、関係性が生まれないと商売にならないですよね。
でも、真面目な先生のブログは、そうなっちゃってる可能性もあるんです。
「クライアントさんが、キレイに健康になるために!」
という渾身の記事を、読者が求めていないとしたら?
実は、
ブログやメルマガを読んでいるひとが求めているものって
ヒマつぶし
なんです。
ブログ・メルマガはヒマつぶしに読む
あなたのクライアントさん、あるいは見込み客が、
ものすごく勉強熱心で意識の高いひとが集まっているなら、心配ありません。
ひたすら健康・美容を追求した、渾身の記事を書きましょう。
でもブログやメルマガ読者の多くは
ヒマつぶし
にあなたの記事を読んでいます。
待ち合わせのヒマつぶし。
電車を待つヒマつぶし。
トイレのヒマつぶし。
料理が来るまでのヒマつぶし。
会話が途切れたときのヒマつぶし。
テレビコマーシャルの間のヒマつぶし。
休憩中のヒマつぶし。
仕事中のヒマつぶし。
寝る前なんとなくのヒマつぶし。
きっと、このブログを読んでくれているひとは、真面目なほうです。
「記事を読んで、日々の情報発信に役立てよう」
と思って読んでくれていますよね?
でも、そんなひとって意外と少ないと思っておいた方がいいです。
そういう意識を持つと、
ブログやメルマガの書き方が変わってきます。
本・電子書籍との違い
ちなみに、同じ情報発信でも
- ブログやメルマガ と
- 本や電子書籍 は
ちょっと違います。
ブログやメルマガを読んでいるひとの多くが「ヒマつぶし」的に読んでいるとしたら、
本や電子書籍は「学び」を目的に読んでいます。
もちろん、ひとによって読み方は違うので
一概にはいえません。
ただ、少なくとも無料で読めるブログやメルマガと、
わざわざお金を払って購入する本や電子書籍では、読む人の真剣度が違います。
ブログからの集客
読む人が真剣ではなく、ヒマつぶしだからと言って
ブログやメルマガから集客できないわけではありません。
ヒマつぶしだからこその強味もあります
ハードルが低い
本や電子書籍に比べて、ブログやメルマガは
気軽に読める。
このハードルの低さは武器です。
きっかけとしては最高です。
問題はここから。
記事を読んだひとを、どうやってあなたのビジネスにつなげるのか。
まずは、記事を短くしてみましょう。
ブログ記事は短く
ヒートマップというツールがあります。
記事のどのあたりが、よく読まれているのか
視覚でデータ化してくれるツールです。
これをチェックすると分かるのですが、みごとに
説明臭い部分は飛ばし読みされています。
真面目な先生ほど、丁寧に説明しがち。
ここを「ぐっ」とこらえて、
シンプルにしてみましょう。
- 見込み客の抱える悩み
- 解決策
- 具体的な方法
この3つの要素があれば、短い記事でも
読者は興味を持って読んでくれます。
テーマはひとつに絞る
先ほどの3つの要素に絞ってブログを書けば、
かなり読みやすくなります。
そこで、もうひとつ。
ひとつのブログ記事には、
言いたいことはひとつだけに絞りましょう。
先生業のひとは、
語ってしまうクセがあります。
あなたの持論は、
まだあなたを知らない見込み客にとって、
興味の対象ではありません。
ですから、
【 顧客の知りたいことに短く答える】
ことを意識したほうが、結果的に
集客できるブログやメルマガになります。
まとめ
「私が頑張って書いてるブログは、ヒマつぶしかぁ‥」
と嘆かないでください。
治療院やサロン集客にとって、ヒマつぶしでも何でも
ブログはきっかけになります。
短く、テーマを絞ったブログで、小さなきっかけをつかんで
あなたを慕ってくれる顧客を集めてください。
応援しています。
【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。
〇 他院と比較をされず
〇 通うことへの抵抗感を減らして
〇 あたりまえのように通ってもらう
そんな施術メニューのつくりかたのコツを知りたい方は、こちらをお読みください。