治療院の集客ブログを書きやすくする秘訣

「あ~、まったく書けない…」
治療院の集客のためにブログやメルマガを書こうと思ってパソコンの前に座るのだけど、
なんにも浮かばない治療家のかたへ。

もしかして、
「リード文」
から書き始めようとしていませんか?

リード文というのは、冒頭の部分。
いちばん最初の短い文章ですね。

ここから書こうとすると、手が止まってしまうんです…。

今回は、
どうやったら治療院の集客ブログやメルマガが書きやすくなるのか
についてお伝えします。

ブログやメルマガが書きにくい理由

記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。

ブログやメルマガなどの情報発信は、
とても有効な治療院集客のツールになります。

それが分かっているからこそ、忙しい時間を割いて
パソコンに向かっているのですが、

書けない。

文章が浮かばない。

無駄な時間だけが過ぎていく。

しまいには、YouTubeなんか見はじめる。

そしてそんな自分に嫌悪感…という最悪のサイクル。

書きはじめで手が止まる

手が止まっちゃう理由で、
けっこう多いのが

書き始めが難しい

という声。
「電子書籍つくろう!ワークショップ」をやっていると、
ブログやメルマガの相談も受けるのですが、

一番はじめの書き出しの部分で
いつも悩んじゃうんですという方がいらっしゃいます。

そうなんです。
リード文って、難しいんです。

リード文の役割

ブログやメルマガの冒頭にあるリード文には、
大きく2つの役割があります。

・書いてある内容を短く凝縮して伝える
・読者の興味を惹く

どっちも難しいですよね。
とくに私のような文章が苦手な治療家だと、もうこの時点で
逃げ出したくなります。

「今日もイイ天気ですね~」
と入るのも違う気がするし、
「このブログでは肩こりの解消法をお伝えします」
といきなり本題に入るのも素っ気ない。

この難しいさじ加減を考えていると、
迷路にはまり込んでしまいます。

まじめな治療家ほど書けない

会話って当たり前ですが、時系列で進んでいきます。
「こんにちは」
という挨拶から始まり、雑談を交えつつ本題に入る。

だからブログやメルマガも、
当然のように文章のはじめから順番に書いていく。

真面目な治療家のかたほど、「順番に書かなきゃ」と思いこんでしまいがちです。

だけどその文章のはじめが、難しい。
だから手が止まってしまう。

じゃあ、順番に書くのをやめましょう。

治療院の集客ブログが書きやすくなる方法

リード文は最後に書く

会話だって文章だって同じです。
最初に、どうやって言葉をかけるのかって
けっこう悩みますよね。

会話の場合は、目の前にひとがいるので
まずは最初のひとことが必要。

でも文章は?

最初のひとことを、あとから書いてもいいんです。

難しいリード文を最初に書こうとするから、
手が止まってしまう。

だったら書きにくい面倒くさいリード文は
後回しにしちゃいましょう。

テーマを決める

いちばん楽に書きはじめるには、
書きやすい所から書くことです。

でもこれには、ちょっとした落とし穴が。

話に、まとまりがなくなってしまいがちなんです。
ですからまずは、テーマを決めましょう。

何について記事を書くのか。

ここが曖昧だと、ダラダラとした記事になってしまって
書き手も読み手も無駄な時間を使います。

「肩こりについて記事を書く」じゃなくて
「慢性的な首のつけ根のコリを、短時間のストレッチで解消する方法について書く」
というくらいにテーマを絞り込んでおけば、話が脇道に逸れることはありません。

1記事1テーマ

サービス精神旺盛な治療家の先生なら
ストレッチだけじゃなくて、

マッサージやツボ押し、お灸を使って肩こりを解消する方法

まで教えたくなるかもしれません。

電子書籍の場合は、それでも大丈夫。
読み手は、「電子書籍」という時点でボリュームがあると思っているので
ある程度話が長くなるのは理解してくれます。

ただブログやメルマガは「さっ」と軽く読みたいはず。

そんなときに、あれもこれも話を詰め込んだら、
読者は離れていってしまいます。

ですから、
一つの記事には、一つのテーマと決めて書きましょう。

最後にリードを書く

リードの役割を思い出してください。

・書いてある内容を短く凝縮して伝える
・読者の興味を惹く

でした。で、
考えてみたら当たりまえなんですけど、

短く凝縮するのに、まずは元の文章がないと書きにくいですよね。

昔、国語の授業で
「この例文を要約しなさい」
という問題がありましたが、

最初にリードを書こうとするのは
例文もないのに要約する問題を解くようなもの。

そりゃ、難しいはずです。

書くまえから
アタマのなかで文章ができあがっているひとは書けますが、
文章が苦手なひとにとってはキツイ。

だから、テーマに沿って本文を書きおわったら
その文章を読んで、大事なところを要約してリードに書きましょう。

なにも難しく考える必要はありません。

最初に決めた「テーマ」が、本文を要約したものです。ですから
テーマに少し補足した文章を、リードに書けば大丈夫です。

こうやって、リードを最後に書くパターンに慣れると
パソコンの前で固まっている時間が減りますよ!

まとめ

治療院の集客に役立つようにブログやメルマガを書こうとしてるのに、
文章が書けない。

そんなときは、文章の最初から書こうとすることをやめましょう。

テーマを決めて
本文の書きやすいところから書き始めると、
だんだんとリズムが出てきます。

そして最後に、テーマを補足するような短い文章を
リード文に書き込んでください。

そうすれば、無駄な時間がぐっと減って
「情報発信って面倒くさい!」
とイライラすることもなくなりますよ。

あ、どうせブログやメルマガで情報発信をするなら、
その記事を集めて電子書籍をつくりましょう。

ブログやメルマガの記事はフロー型の情報なので、
すぐに消えて無くなります。

でも電子書籍はストック型。

100年後まで残る情報資産となり、集客ツールとして働いてくれます。
記事が10本もあれば、短編集というスタイルの電子書籍がつくれちゃいますよ!

お手伝いはお任せください。

【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。

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