ホームページに手間とお金をかけた。
なのに、
電話が鳴らない。問い合わせメールも来ない
集客が増えない。
「なんで…」
という答えのひとつは、
顧客の「間違えたくない心理」が影響しているかもしれません。
今回の記事では、
ホームページから治療院集客するためのコツ
についてお伝えします。
目次
なぜホームページで治療院集客できないのか
こだわりすぎない
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。
ウェブを使った集客を考えるとき、
真っ先に思い浮かぶのが
ホームページのリニューアル・ブラッシュアップですよね。
もちろん大事なことですが、
そこそこで、コツコツで
充分なのです。
私は電子書籍のコンサル以外にも、
たまにホームページの相談も受けるのですが、
「そこまでこだわらなくても、大丈夫ですよ」
と感じる治療家やセラピストの方がいらっしゃいます。
何が決め手で来院したのか
ホームページに必要な
ある程度の要素を満たしていれば、
集客にとっては充分。
なぜなら、見込み客は
ホームページだけで判断しなくなってきているからです。
あなたは、新規で来院した人に
アンケートや聞き取りをしていますか?
もし、していないなら
「何を見て当院にいらっしゃったんですか?」
と聞いてみてください。
このときのポイントは、
ひとつの媒体だけを見て決めたのか
確認すること。
おそらく顧客は、
最終的に来院を決めた媒体、たとえば
- ホームページ
- 折り込みチラシ
- ポスティング
- ブログ
- 店頭掲示
- 口コミ・紹介
などのひとつだけを答えるでしょう。
顧客にとって、そんなことはどうでもいいので
さっさと終わらせたいですからね。
でも集客をしている私たちにとっては、どうでもよくない。
特に、見込み客がどんな媒体を見て決めたのか、
そのすべてを知っておく必要があります。
アトリビューション分析とは
広告の効果を分析する方法に
【 アトリビューション分析 】
というものがあります。
これは、直接購買に至った広告だけではなく、
他の広告が購買にどれだけ貢献したのかを計る分析。
たとえば、治療院やサロンの場合。
来院の決め手は
最終的にホームページだったけど、そのまえに
- 院の前にある掲示を見たり
- ブログを読んだり
- 地域情報誌の掲載文を読んだり
- チラシを手にしたり
- 施術者の出した書籍を買ったり
といった複数の要素が、来院に貢献していることがあります。
というか、最近はこのパターンが増加中。
これは、顧客に直接聞いてみると分かります。
間違いたくない心理
今は、先ほど挙げたように
とにかく色々な情報が手に入る時代です。
しかも自分の身体を預けることになる
治療院やサロンを選ぶのですから、
できるだけ調べたくなるのは当然。
商品であれば、失敗しても返品・交換できますが、
自分の大切な身体はそうはいきません。
だから、間違えるわけにはいかないのです。
「安ければいい」
という人はホームページの割引きだけでいいのでしょうが、
「ちゃんと身体を改善したい」
という人は、お願いする先生が信頼するに足る人なのかを
知りたい。
そのため最近は、
複数の情報を発信している治療院やサロンが
有利となっているのです。
ホームページから治療院集客するコツ
ホームページだけに頼らない
これから先、集客を考えるとき
ホームページだけを頑張っても難しいです。
もちろん、
- 顧客の求めるもの
- あなたがどんな人に集まってもらいたいのか
を軸に、常に修正は必要です。でもそれは、
そこそこで、コツコツやっていくこと。
「素晴らしい集客効果を持ったホームページをつくるんだ!」
と、それだけにお金と時間を使うのではなく
もっと視野を広げましょう。
見込み客の不安を減らす方法
- できるだけ多くの情報を
- できるだけ多くの媒体で
見込み客に伝えて、不安を減らしてあげましょう。
とはいっても、忙しい治療家やセラピストの先生には
むずかしいかも知れません。
ですから、
ひとつの情報を使いまわすのです。
デジタルコンテンツのよいところは、
簡単に使い回しができること。
ブログに書いた記事を、
メルマガにも
電子書籍にも
SNSにも使うのです。
コツコツと記事を増やしていれば、
「同じ情報ばかりじゃん」
とはなりません。
電子書籍の強み
そのなかでも、電子書籍は
新規顧客にも
既存顧客にも喜ばれます。
書いたブログを集めて、一冊の電子書籍にして
「今度、本を出したんですよ」
と、伝えましょう。
すると、顧客は
本を出すような優秀な先生を選び、施術を受けることに
安心します。そして
わたしの選択は間違っていない
と確信できるのです。
まとめ
ホームページから治療院集客するためのコツは、
ホームページだけにこだわらないこと。
「ほかに、うちの院のことを、何かで見ました?」
「たとえば『ぱど』とか、チラシとか、院の前のホワイトボードとかは、気になりました?」
と、来院した見込み客に
少し突っ込んで聞いてみてください。
きっと突破口が見えて、何から手をつければいいのか
答えが分かります。
がんばってくださいね。
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