治療院やサロンにオススメの観葉植物【ベンジャミンに注意!】

あなたの治療院やサロンには、植物は置いてありますか?
そして、

ちゃんと手入れしてます??

私は、枯らしては買っての繰り返しでしたが、
最近あまり枯らさなくなりました。

なぜなら、枯れにくい植物を選ぶようになったから。

今回は、私と同じように
「忙しくて、つい手入れを忘れて植物を枯らしてしまう…」
という先生のために、

治療院やサロンに
どんな植物を置けば手抜きができて、かつ
見栄えが良いのかについてお伝えします。

院内を彩る観葉植物

植物があると落ち着く

記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストのお手伝いをしている伊東 歩です。

治療院やサロンに限らず、
いろんな業種の店舗に植物は置いてあります。

なんででしょうね?

店舗に植物を置くことによる効果には、次のようなものがあります。

① リラックス効果(心理生理的効果)

② 目の疲れを癒す(視覚疲労緩和効果)

③ 快適な湿度調整(温熱環境調節・快適性向上効果)

④ 森林浴効果(健康物質フィトンチッド放出効果)

⑤ モチベーションアップ(知的生産性の向上)

⑥ ストレスの軽減

愛媛大学農学部 緑化環境工学研究室 仁科広重教授の研究から引用

生花も良いけど手入れが大変

パッと見の華やかさは、生花。
季節によって色とりどりの花を咲かせてくれるので、院内が明るくなります。

ただ、手入れが大変。
温度管理や日当たり、肥料、水やりなどをサボると、
あっという間に茶色くカッサカサに…

患者さんはココをチェックしている

高単価を選ぶ女性はよく見ている

男性はそうでもありませんが、女性は細かい所までよくチェックしています。

たとえば先生自身について、服装、髪型、しゃべり方、話す内容、立ち振る舞いなどを
女性は見ています。

見ているというか、もう、無意識に判断しているようですね。

「ああ、この先生なら、施術を受けてもいいかな」

という風に。

この傾向は、単価が上がるほど強くなります。
60分2,980円のマッサージを好んで受けるひとなら、施術者の制服がヨレヨレでも気にしません。

でも、20分15,000円の施術を受けるようなひとを迎えるなら
ピシッとアイロンの入った制服で応対しないと

見限られてしまいます。

「私は大切に扱われている」

と感じてもらうことが
単価の高い施術を売る場合、ポイントになります。

インテリアもチェック対象

先生自身と同じように、院内、院外もチェックされています。

突然ですが…
あなたは、どのような人に通ってもらいたいですか?

先生の服なんてシワシワでもいいし、
ベッドカバーだって黄ばんでいても気にしない。

院内に置いてある本が3年前の雑誌で、表紙が「クルクルッ」とめくれ上がっていても
とにかく治ればいいんだ。

という人であれば、植物なんておく必要はないでしょう。

ただきっと、その人は症状が改善したら
もう通いません。

ただ、治しに来ているので。

そうではなくて、
今抱えている身体の悩みを改善して、良い状態を維持して
日々を充実させたい

という人に通ってもらいたいなら、

「私は大切に扱われている」

と感じてもらい、居心地を良くする必要があります。

そのために、植物を置くのです。

だから、ぜったいに枯れたものをそのままにしていては、ダメ。
と、私はずっと前に、嫁に叱られました…

偉そうなことを書いていますが、私は以前

「治療家なんだから、インテリアなんて関係ない! 治すのが仕事!!」

という頑固な職人に憧れるだけのダメダメ治療家だったのです…

ですから今回は、

忙しくて
面倒くさがりで
インテリアにあまり興味がなくて
でも
「観葉植物を治療院やサロンに置きたい」
という先生向けのものを

5つご紹介します。

治療院やサロンにおすすめの観葉植物

スパティフィラム

観葉植物の中でもスパティフィラムは、パッと見た感じが華やかです。

しかも、手入れが少なくて済む。

うちの治療院にも置いてあるのですが、強い。枯れにくい。
少々水やりをサボっても大丈夫。(水やれよ…)

花が咲いている期間も長いので、あなたの治療院やサロンを明るい雰囲気にしてくれます。

モンステラ

南国生まれの植物で、とにかく強い!

当院には、ちょっと小ぶりの「ヒメモンステラ」がありますが、根っこをグイグイ伸ばしています。
少々水やりをサボっても…大丈夫です。

日陰でも枯れずに育ってくれますが、そこそこの日差しがあると喜ぶようですね。

オリズルラン

空気清浄の役割もしてくれるオリズルランは、いろんな店舗でよく見かけます。

乾燥や寒さにも強く、白と緑のストライプが見た目にも綺麗ですね。

個人的には、あまり好きではありませんが、枯れにくく育てやすい観葉植物として有名です。

パキラ

見た目にも面白く、手軽に手に入るパキラは人気があります。

基本的に丈夫なのですが、手入れを間違えると葉が枯れて落ちます。

直射日光が苦手なようで、半日陰を選んで、たまに向きを変えてあげましょう。
じゃないと、片方だけに茎がのびてしまいます。

ユッカ(青年の樹)

開業の時に友人からいただいたユッカは、5年以上ウチの治療院で頑張ってくれました。

あまりにも多く出回っているため、目新しさはありませんが
育てやすい部類に入ります。

乾燥や寒さに強く、日陰でもイケます。

避けたほうがいい観葉植物

ベンジャミン…は止めておこう

可愛くて小さな葉をつけるベンジャミン。
丸く選定してあるものを店頭で見かけると、つい欲しくなります。

とくに、あの白の混ざった「まだら模様」のベンジャミンは
可愛い。

が!

葉が落ちます。
環境の変化にはデリケートです。
日当たりが必要です。

以上の理由から、私のような水やりを忘れがちな先生にはオススメできません…

まとめ

治療院やサロンに観葉植物があると、集客効果…とはいかないまでも
通りすがりの人の目を惹きます。

そのとき、枯れていたり、手入れがされていなかったりすると
逆に見込み客を遠ざけてしまうことにもなりかねません。

「私は、植物の手入れが苦手」
と最初から分かっている先生は、今回ご紹介した植物がおすすめです。

【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。

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