治療院集客を考えるとき、情報発信は重要です
なぜなら、見込み客との関係を深めることができるから。
ライバルが多く、しかも
信頼性が大事な治療業界では、来院前の関係づくりが
「通う」「通わない」の結果を左右します。
今回の記事では、
どんな情報を発信したら
見込み客と関係を深めることができるのか
についてお伝えします。
目次
集客のための情報発信は【続けること】が大事
治療院が情報発信をする目的は?
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。
「これからの時代、情報発信が重要だ」
と言わて久しいですが、なぜでしょうか。
- 新規集客のため
- 既存客をつなぎ留めるため
- 休眠客の掘り起こしのため
確かにそれも目的のひとつですが、単なる告知だけなら広告でもいいはず。
何も情報発信である必要はないですよね。
ブログやメルマガ、SNSなどと広告の違いは
その継続性にあります。
続けていると何が起こる?
継続的に、
あなたのサービスや
あなた自身についての情報を発信していると、
どんないいことがあるのか。
そこには、関係性が生まれます。
どんな素晴らしいキャッチコピーの広告を打っても、
あなたと見込み客との間には
関係性と呼べるものは生まれないでしょう。
数週、数か月、数年。
時間と言葉を積み重ねていくと、
そこには自然と関係性が生まれます。
『接触頻度を増やすと好感を持ってもらえる』
という心理現象を、
ザイオンス効果といいます。
情報発信を続けていると、
このザイオンス効果でいうところの
【 好感・親近感 】を持ってもらえるようになります。
とりあえず発信していればいいのか
でも、ただ発信し続ければ
親近感を持ってもらえるかというと、そんなことはありませんよね。
「ウチの製品は、こんなに素晴らしいんです」
「私の技術は他と比べて、こんなに優れています」
「当社のサービスは認定を受けた一流のサービスです」
なんて、
独りよがりな情報を繰り返し送られても
読みたくなくなります。
そうじゃなくて、
情報を受け取る人に対して、
- あなたがどんなふうに役に立てるのか
- どんな未来をみせることができるのか
- そこにはどんな思い入れがあるのか
を伝えていれば、
読者とあなたの間に関係性が生まれます。
読者はあなたに、親近感を持つようになります。
もちろん離れていく人もいますが、
残ってくれた人は
あなたの大事なファンとなってくれるでしょう。
それこそが、情報発信を続ける目的だと思います。
どんな情報発信なら見込み客と関係が深まるのか
独りよがりの内容では集客できない
続けることが大事なのは分かるけど、
コツコツ記事を書き続けるのって大変ですよね?
先日も、講師を依頼されたセミナーで
「情報発信のネタに苦労してるんです…」
と相談を受けました。
たしかに、
先ほどのような独りよがりの発信なら
ネタって尽きちゃいますよね。
だって、
自分のサービスや技術、商品についての話なんて
すぐに書き終わってしまいます。
でも、関係づくりだと思ったらどうでしょうか。
関係づくりのためのネタ探し
自分の持っている商品やサービスで
- 相手にどんなことができるのか
- どんな悩みを解決できるのか
- どんな未来をみせることができるのか
これだったら、
見込み客の悩みの数だけネタが湧いてきませんか?
こんな発信を続けていると、
相手も飽きないし、関係も次第に深まっていきます。
無理なく発信を続けるコツ
乱暴に言うと、
商品やサービスに価値はない
って思っていると、情報発信しやすいです。
【 商品やサービスに価値はない 】
たとえば、あなたが治療家だとしたら。
治療自体に価値をおいて情報発信をしていると、
気がつかないうちに
- 治療の説明
- 治療の有効性
- 治療の自慢話
になってしまいがち。けれど、
『クライアントとの関係づくり』に価値をおけば、
治療を中心として、
あなたがクライアントの間に
どんなことを生み出すことができるのかを考えるようになります。
そんな創造的な情報発信なら、
楽しみながら続けられそうですよね?
まとめ
どんな情報を発信したら、
治療院の集客につながるのか。
それは、
あなたが見込み客の悩みに対して何ができるのか
を
継続して発信すること。
そうすれば、だんだんと関係が深まり
「この先生なら、自分の身体を預けられるかな」
と信頼されるようになります。
続けるのって面倒くさいですよね。
でも、これは本当に経験から言えるのですが、
「続けた努力」って裏切りません。
がんばりましょう。
【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。
〇 他院と比較をされず
〇 通うことへの抵抗感を減らして
〇 あたりまえのように通ってもらう
そんな施術メニューのつくりかたのコツを知りたい方は、こちらをお読みください。