人前に出しても恥ずかしくない集客ブログを書く秘訣

治療院の集客には、情報発信が有効。
でも、ワークショップに参加してくれている人のなかには

「自分の文章を読まれると思うと、恥ずかしくって…」

とブログやメルマガ、電子書籍を書けないという
治療家やセラピストのかたがいらっしゃいます。

無理に書くこともないのですが、
今よりも集客を増やして、しかも濃いファンを集めたいと思ったら、

あなたの「人となり」を発信することが大事です。

ということで今回は、
人前に出しても恥ずかしくない集客ブログを書く秘訣
についてお伝えします。

即効でブログ文章が上手くなる方法

文章術は必要ない

記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。

これまで、
たくさんの人の電子書籍づくりをお手伝いしてきて思うのは、

文章を人前に出すのがとっても苦手なひとが多い

ということ。
私はどちらかと言えば話すほうが苦手なので、
きっと
人前で話すときのようなあの、

恥ずかしい
緊張した
胸が苦しくなるような気持ちなんだろうなと思います。

でも、そんな文章が苦手な人でも
話すと普通です。

べつに支離滅裂なわけでもなく、
ちゃんとコミュニケーションを取れる。

話したいことも伝わってくる。

ですから、文章術を学んで、上手に書く必要なんて
ないんです。

とくに専門分野を持っている治療家やセラピストなら、
持っている経験や知識をそのまま伝えれば大丈夫。

文章だからって、特別視する必要なんてないんです。

わたしが人前で話すとき、
「ちゃんと話さなきゃ」
と硬くなるように、

「ちゃんと書かなきゃ」
という思いが強すぎるのが、

文章が書けなくなってしまう原因です。

独りよがりの文章

先ほど、
「人と話せるんだから、文章術なんて必要ない」
とお伝えしました。

ただ、ひとつだけ注意点があります。

それは、目の前に相手がいないこと。

人と話すことと、
文章を書くことの違いのひとつが、

目の前に相手がいるかいないか。

話せるのに書けないタイプの人は、
書いている最中に
相手が見えなくなってしまうパターンが多いです。

会話をしていると、
相手の反応がリアルタイムで分かります。

分かりにくい話をすれば、
相手は首をかしげたり、
「どうして?」
「それって、何?」
と聞き返してくれる。

でも文章にはそれが無いので、
気がつくと

独りよがりな文章になってしまうことがあります。

これを防ぐのが、推敲。
書いた文章を読み返して、おかしな部分を直すことです。

推敲の効果

文章を書くというのは、
自分の中にあるものをアウトプットする作業。

どうしても、意識が自分の内側に向かってしまいます。

集中すればするほど、自分の世界に入り込む。

そうして出来上がった文章というのは、
多かれ少なかれ
独りよがりになりがちです。

独りよがりな文章は、読みにくい。
あなたの書いたブログやメルマガは大丈夫ですか?

読者である見込み客が、

「なに?」
「どうして?」
「は?」

と思うたびに、集客のチャンスを失っています。
そうならないためには、推敲が必要なのです。

時間をかけて文章術を学ぶのもいいですが、
推敲は
即効で文章が読みやすくなる魔法のワザです。

集客ブログを推敲するコツ

自分の書いた文章を読み直して、
独りよがりで分かりにくい表現や論理的な矛盾などを修正するのが

推敲です。

書き手のアタマの中にはすべてがあるので、
矛盾や不足があったり
つじつまが合わなかったりしても
書いている本人は気づきにくい。

それをどうやって気づいて修正するかが、推敲のコツです。
以下にいくつか挙げました。

あなたに合った方法でためしてみてください。

一晩寝かせる

これがいちばん簡単です。

書いている最中は
いくら読み直してもおかしさに気がつきません。

とくにスラスラ書けてハイになっているときほど、
翌日に読んでみると

「なんじゃこれ?」
「意味わからん…」

って文章だったりします。

一晩おいて読むだけでも、かなり気がつくことが
たくさん出てくるはずです。

余談ですが…

ハイになっている時は、そのまんま書いてみましょう。
もう、

「どうせ明日書き直すんだから、文法も敬語も何でもいいや」

くらいの勢いで書くと、読み手を惹きこむ文章ができあがります。

印刷して線を引く

これは理屈でうまく説明できないのですが…

おススメです!

パソコンの画面で見るよりプリントアウトしたほうが、
自分の文章を客観的に観ることができるんです。

さらに鉛筆で線を引いたりすると、見やすくなります。

パソコンだと
画面に映ってる文章と、映っていない文章が別物に感じるのですが、

印刷すると
文章全体のつながりがよく分かります。

すると文章の矛盾や、テーマから逸れた部分が浮き彫りになりやすいです。

ちょっと面倒ですが、
効果は抜群。

文章が苦手な人ほど、ためして欲しい方法です。

素人に読んでもらう

私たち治療家やセラピストは、もう
一般人には戻れません。

アタマの中には専門知識と経験が詰まっているので、
どうしても

読めてしまうのです。

これが怖い。

「何も知らない一般の見込み客がこれを読んで、どう感じるだろう」

と心を砕いても、読めてしまうのです。

ですから、もしあなたの近くに一般のひとがいれば
読んでもらいましょう。

奥さんでもいいし、お子さんでもいいし、
気心の知れたクライアントさんでもいいと思います。

目からウロコの指摘をもらえるかもしれません。

音読する

自分で音読してみると分かるのが、
表現の重複。

「思います。」
「分かります。」
「気づきました。」
「感じます。」
「できます。」
「やりました。」
「ですから、」
「さらに、」
「また、」
「でも、」

などの表現が繰り返されると
幼稚な印象を与えてしまうことがあります。

目で見ても気がつかない重複も、
声に出して
耳で聞くとよく分かります。

気がついたら、ちょっと表現を変えて書いてみてください。

あとは、句読点の位置や一文の長さなども
音読すると決めやすくなります。

まとめ

治療家やセラピストが集客ブログを書くなら、
文章力を上げるより

推敲をしましょう。

そのほうが、
人前に出しても恥ずかしくない文章が簡単に書けるようになります。

というか‥
大丈夫です。普段、施術のときに話しているように書けば。

一字一句間違いのない文章なんて、つまらない。
と、私は思います。

【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。

 他院と比較をされず
 通うことへの抵抗感を減らして
 あたりまえのように通ってもらう

そんな施術メニューのつくりかたのコツを知りたい方は、こちらをお読みください。