電子書籍を治療院の集客に使うときのコツは、
読者に
最後まで読ませること。
なぜなら、集客の導線となる
- メルマガの登録
- キャンペーンの告知
- ホームページのアドレス
のリンクを書籍の最後に載せるから。
ということで…
今回の記事は、
電子書籍を最後まで読んでもらって、
治療院の集客につなげるコツについてお伝えします。
最後まで読むと治療院にひとが集まる
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。
電子書籍を集客に使うメリットのひとつは、
見込み客との距離が縮まること。
本の中で、
過去の失敗談や苦労したこと、嬉しかったことなどを織り交ぜて伝えられるので、
実際に会う前から
「わたし、あなたのこと知ってる!」
という空気が生まれやすいんです。
そうすると最初から親近感が湧くので、説明も施術も楽。
警戒心なく話ができるので、継続治療なども納得してもらいやすくなります。
でも、本を最後まで読んでもらわないと、
問い合わせすらしてもらえません。
最後まで読むのは面倒くさい
いくら商業出版よりも文章が短いとはいえ、
電子書籍だって最後まで読むのは
面倒くさい。
特に最近は、ブログやSNSのように短い文章に慣れている人が多いので、
長めの文章を読んでもらうなら工夫が必要です。
理想は、
「知らない間に読み終わっていた」
という状態。
そのためには…
最後まで読ませて集客につなげる秘訣
読んでもらえない理由
あなたが本を読んでいて、
読むのが嫌になっちゃうのってどんな時ですか?
- つまらない
- 飽きた
- 分かりにくい
が、トップ3くらいでしょうか。
実は、この3つは根っこが同じ。
「今読んでいる文章が、自分の悩みに対して、どんな意味があるのか分からない」
ので、本を読むのを止めてしまう場合が多いのです。
読者は本の途中で迷子になる
読み始めたばかりの読者は、
「本のテーマが〇〇だから、それを理解しやすくするために、この文章があるんだな」
と、感覚的に分かるんです。
でも本の中盤くらいにさしかかると、
いま読んでいる文章が、本の全体と切り離されてしまうのです。
そうすると、
「あれ、書いてあることは分かるんだけど、どういう話の流れなんだっけ?」
と、文章の迷子になりやすい。
これは、普段まとまった文章を読み慣れていない人ほど
起こります。
最後まで読んで集客につなげるコツ
SNSやブログなどの短い文章に慣れている人に
電子書籍を最後まで読んでもらって、
あなたの治療院に来院してもらうコツ。
それは、
いま読んでいる文章が、
読者の悩みの解決にどんな意味があるのか
を分かりやすくしてあげること。
その工夫のひとつが
今、読者がどこに居るのか、現在地をナビしてあげることです。
読者のナビになる
いま読んでいる文章は、
本のテーマにとってどんな意味があるのか。
いまは本全体の構成の中で、どの部分を読んでいるのか。
これを、読者が分かるようにナビしてあげましょう。
たとえば…
ここまでは、肩こりの原因として筋肉の異常についてお伝えしました。
次の第三章では、筋肉以外の原因を挙げていきます。
実際に肩こりは、筋肉の異常だけではなく、他の原因と重なることで強くなる傾向にありますので、肩こり解消のためにはぜひ知っておいてください。
と、本の途中に入れておくと、
何のために第三章を読むのか意味が分かるので
興味を持たせることができます。
さらに…
このように、内臓の反射から肩の痛みを感じることもあります。
さらに東洋医学の観点からも、肩こりの原因を探ることができます。もし、ここまでの説明で、ご自身の肩こりの原因が分かったと感じたひとは、第五章をお読みください。
自宅でできる、肩こりを解消するストレッチの方法をご紹介してあります。(こちらをクリックすれば、第五章に飛ぶことができます)もう少し、原因について詳しく知りたいというひとは、このまま読み進めてください。
などと入れると、
読者の選択肢が増えるので読みやすくなるでしょう。
電子書籍のいいところは、クリックひとつで
ポンッ
と目的地に飛べること。
リンクを貼って
同じ本の中の特定の文章に飛ばすこともできるし、
ホームページや参考資料にリンクさせることもできます。
ビジネスをしているひとにとっては、使いこなしたい機能ですよね。
まとめ
ちょっと文章を工夫するだけで、
電子書籍もブログやSNS並みに読みやすくなり
最後まで読んでもらえるようになります。
そうすれば、電子書籍ならではの
【 最初から親近感を持ってもらえる 】
という長所を、
治療院やサロンの集客に活かすことができるでしょう。
「はじめて会った気がしません」
という親しみのある関係から施術がはじまると、
とっても楽ですよ。
【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。
〇 他院と比較をされず
〇 通うことへの抵抗感を減らして
〇 あたりまえのように通ってもらう
そんな施術メニューのつくりかたのコツを知りたい方は、こちらをお読みください。