治療院集客用の電子書籍なら「前書き」にメリットとベネフィットを入れる

電子書籍には「前書き」があります。
でも私は正直、

「前書きなんて、いらないんじゃない?」

と思ってました。
自分で電子書籍を出版するまでは。

でも実は、「前書き」って
とっても大事なんです。

とくにAmazonのKindle Unlimited の読み放題サービスが始まって、
その重要性は格段に上がりました。

今回は、治療院集客のための電子書籍なら、前書きに何を書いたら最後まで本を読んでもらえて
集客につながるのかについて
いっしょに考えてみましょう。

前書きは集客用電子書籍の「顔」

記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。

前書きって読んで字のごとく、
本の一番最初に読む文章です。

つまり、
本の「顔」です。

この本の中には
どんなことが書いてあるのか、
「顔」である前書きを読むと分かります。

見込み客の知りたいことを前書きで伝える

そんな、本にとって大事な「顔」なのに、
単なる独り言になってしまっているような
前書きもあります。

この本に書いてあるのは、私の経験の集大成です。
この情報は、とっても貴重なんです。
私の思いを聞いてください!

という感じで、
熱い思いが全開に出ちゃっていることも。

わかるんです、その気持ちも。
だって、
とにかく伝えたくて伝えたくてしょうがないから
出版してるんです。

でも
まずはその気持ちを
ぐっと抑えましょう。

前書きを読む読者の気持ち

伝えたい思いを少し抑えたら
あなたが
誰かの本の前書きを読んでいる時の気持ちを
思い出してみましょう。

どうでしょうか?

きっと本を読むときって

何かに
困っていたり、
悩んでいたり、
気になる情報を知りたくて

お金を払って本を手に取っていると思います。
そんなときに、
読みはじめていきなり

著者の熱い思いを何行にもわたって読まされても
困ってしまいますよね。

ですから、
著者としての思い全開で行かずに

読者は
本文に入る前にどんな文章が読みたいんだろう

という視点が前書きには必要なのです。

読み放題時代に対応した集客法

なんだか時代は、

読み放題
聞き放題
使い放題

といった
定額サービス&継続課金の時代に入ったみたいです。

うちの治療院も
継続課金に鋭意移行中。

Amazonも
Kindle Unlimitedという電子書籍の読み放題サービスを展開しています。

で!
そのおかげで、前書きの担う役割が
ぐっと重くなったのです。

印税が減る!

というのも、
以前は一冊丸ごと買うシステムだったので
仮に内容が面白くなくても

「せっかく買ったんだから、もったいない」

という気持ちから、最後まで読んでもらえていました。

いや、どうかな…
よっぽど面白くなかったら、途中でポイしちゃうかな‥

でも、とにかく
ポチっ
と購入ボタンを押した時点で
電子書籍のロイヤリティは全額もらえていたのです。

それが!
Kindle Unlimitedは違います。

読まれたページの分だけしか
ロイヤリティがもらえません。

つまり、前書きを読んだ時点で
「つまらなそうだな」
と思われたら、アウト。

わずか数十円のロイヤリティに終わってしまいます。

まあ、ロイヤリティはいいです。
それよりもマズいのは、

最後まで読んでもらえないと
ホームページで新規集客したり
メルマガで見込み客とコミュニケーションをとったり
商品ページにリンクして購入してもらったりの

次のビジネスへの展開が生まれないってこと。

買った本なら読むけれど…

読み放題ってことは、
いつでもどこでも読むのを止めても、

読者の財布は痛まない。

長い文章を読むことって大変なので、
ちょっと難しい文章が続くと
簡単に離れていってしまいます。

そうすると、

本文であなたに興味を持ってもらって
プロフィールであなたのファンになってもらって
最後にメルマガに登録してもらう

というような計画がパ~。

新規集客も
見込み客の教育も
商品の販売もできません。

そうならないように、前書きでしっかりと

「さいごまで読みたいな」

と思ってもらわなければならないんです。

集客につなげるための電子書籍の書き方

じゃあ、前書きに何を書いたら
さいごまで読んでもらえるのか。

基本的には先ほどお伝えしたように

読者が
本文に入る前にどんな文章が読みたいんだろう

という視点で考えればいいと思います。

たとえば、本文にどんな内容が書かれているのか、
目次に補足を加えるような形で
伝えてあげるのもいいですね。

目次は本文全体をざっくり見渡せるので、
本の展開が分かりやすいという特徴があります。

章の見出しに補足しながら、
「このあと本文では、こんな感じで話が広がるんだな」
と全体像がつかめると、

読み進めやすいと思います。

あと大事なのは、

● 本の目的
● 読者のメリット
● 読者のベネフィット

という要素は外せません。

前書きにエサの吊るす

もう、これだけ情報が溢れかえっていると
読者はどんな情報が自分に必要なのか
分からなくなっています。

そして、無料でいくらでも情報が手に入る。

だから前書きの時点で、

「この本はあなたに必要ですよ」

と伝えてあげるのです。
そう、今や情報を受け取り放題。
だから、無駄な情報に時間を使ってるヒマはない。

読者としては
「自分にこの本は必要?」
「どんな得がある?」
「目新しい情報なのか?」

が気になるんです。それを、前書きで伝えてあげましょう。

じゃないと、
あっという間に「×」印をポチっと押されて終了です。

「この本を読むと、こんなイイことがありますよ」

と、前書きにエサを吊るしましょう。

何を目的にしている内容なのか

まず、本の目的を伝えてあげましょう。

この時点ですれ違っていたら、
本を読む意味がないですからね。

たとえば、
「楽をして痩せたい」
と思ってる人が
あなたの書いたダイエットの本を買いました。

で、本文を読み進めていたら
筋トレ系のダイエット法しか載っていない。

あなたにしてみれば、
痩せたいんだったら筋肉を増やして代謝を上げるのがベスト
と思っていても、

読者にしてみれば、
そんな努力したくないと思ってるかもしれません。
そして、

「だったら、早く言ってよ」

となるでしょう。
「この本は、代謝を上げて痩せるために、ちょっとキツめの筋トレ方法をしましょうという内容ですよ」
と前書きに書いてあれば、
本を途中まで読んで
不満を持たなくて済んだかもしれません。

下手をすると、
星1つのマイナスレビューを入れられてしまうかもしれませんからね。

できるだけお互いの目的を
最初に確認しておくことは大事です。

できれば…

前書きの中で、
楽をして痩せたいひとが、意識を変えて
「ちょっと筋トレ頑張ってみようかな」
と思うような書き方ができると、申し分ありませんよね。

メリットとベネフィットの両方を伝える

本の目的を伝えて
著者と読者お互いのすれ違いを無くしたあとは、

メリットとベネフィットを伝えましょう。

メリットとベネフィットの違い

メリットというのは、商品やサービスの効果です。
ベネフィットは、その効果によって、どんな体験や感情を受け取ることができるのか。

たとえば…

私が主宰している『電子書籍つくろう!プログラム』のメリットは、

① 書く前の準備を丁寧に教わるので、書けない・書き直しなどの挫折が少ない。

② ただの情報提供ではなく、著者の魅力を伝えるライティングができるようになる。

③ 電子書籍を出版したあとのマーケティングまで学べる。

です。
で、それぞれのメリットに対するベネフィットは

① 電子書籍を完成させて出版できるので、ブランディングができる。

② ただの読者ではなく、ファンが増える

③ 本業につながるのはもちろん、自分でも思いもよらなかったビジネスを発見できる。

となります。
どうでしょうか、ベネフィットのほうは気持ちが動く感じがしませんか?

嬉しいとか、楽しそうとか、儲かりそうとか。

ベネフィットだけでは信用されない

マーケティングの話でいうと、
「ベネフィットが大事ですよ」
とよく言われるのですが、

ベネフィットだけでは嘘くさいんです。

だって、

「うちの『電子書籍つくろう!プログラム』を受講すると、ブランディングができて、ファンも増えて、新しいビジネスも展開できますよ」

なんて言われても、

「本当かよ?」

と思いますよね。
思わないひとは、気をつけてください。
コロッとだまされちゃうタイプかもしれません。

どうしてそんな未来が待っているのか、
その根拠を伝えることで
信用してもらえるのです。

つまり、

電子書籍を出版すると、見込み客から「すごい人」だと思われて、信頼されることになります。既存客からも「本を出すくらい優秀なひとからサービスを受けている」と思われるので、継続して利用する理由ができます。(ここまでが、ベネフィット)

このように電子書籍の出版は、新規集客や既存客のリピート、ひいてはLTVを上げることに有効なのですが、中には電子書籍をつくる途中で挫折してしまうひともいます。

なぜなら、書きはじめはスラスラ文章が出てきても、しばらくすると手が止まる。もしくは、せっかく書いた文章を、書き直さなければならないことが、よくあるのです。

その原因は、準備不足。

この本には、書き始めるまえにしっかりとテーマを決めて、企画を練って、構成を立てる方法が書かれています。他の本にはない、実践的な内容となっていますので、ぜひ身につけていただければと思います。それでは、第一章からお読みください。(ここがメリット)

このように前書きを書けば、

読者がこの本を読むことによって
手に入れられる未来と、その根拠が分かります。

まずは本の目的を伝えて、読者の求めているものがココにあることを伝える。
そして、ベネフィットで未来の感情を先取りしてもらい、
根拠としてメリットを提示する。

そのあと、具体的に何が書いてるのかを、目次に補足するかたちで順番に書いていく。

そうすれば、

「最後まで読もうかな~」
と思ってもらえる前書きとなります。

まとめ

治療院の集客を目的とした電子書籍の前書きは、いわばセールスレター。

とくに読み放題の場合、
買ってもらうという入り口は広がりましたが

最後まで読んでもらえないケースも増えてきます。最後まで読まれないと、集客につながらない。

そんなときに前書きは、
本の魅力を伝える
セールスレターの役割を果たしてくれます。

お伝えした前書きの書き方が、参考になれば嬉しいです。

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