前回の記事では、
頑張ってブログやメルマガを書いている真面目な治療家が
どうして集客できないのか
という理由について一緒に考えました。
で、今回は
「じゃあどうしたらいいの?」
という解決策について。
いつの間にかあなたの存在を
見込み客の生活に忍び込ませて集客する方法をお伝えします。
治療院がブログで集客できない理由
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。
ちょっとだけ、復習しておきましょう。
真面目な治療家ほど、「健康や美容のための詳しい渾身の記事」を書くけれど
読者は単に「ヒマつぶしに軽く短く読みたい」だけ。
いうなれば
あなたが「サッカー日本代表がW杯で勝ち上がるには、4-3-3のフォーメーションでは無理」と熱く書いていても、読者は
「サッカーの槇野選手って女優の高梨臨と結婚するんだって~」という記事が読みたいという感じ。
つまり見込み客の欲しいものがそこにないので、記事が最後まで読まれず、集客につながらないということでした。
ブログやメルマガの特徴は、無料で短く読めるというハードルの低さ。
それゆえにヒマつぶしにピッタリなのですが、「読まれて終わり」では集客できない。
そこで、そのハードルの低さという特徴を、記事の内容にまで活かせば、
ブログ・メルマガ発信 → 記事を最後まで読む → 集客につなげる
という流れが生まれます。ということを、前回の記事の最後にお伝えしました。
集客できるブログを書く方法
記事の内容のハードルを低くするためにできることは、たくさんあります。
- 文章量を半分以下に減らす
- 1記事1テーマを徹底
- 専門用語を使わない
- 写真やイラストを入れる
- 見出しを入れて休憩させる……
そのなかでも、今回お伝えしたいのは
- 解決方法のハードルを下げる
ということ。
ぱっと読んで、「こんなの無理、できない」と思われないようにするのが大事です。
そのポイントは、3つ。
その1:量を減らす
『時間』『回数』『負荷』『距離』をトコトン減らしてみましょう。
たとえば、30分歩く → 5分歩くなど。
「結果を出すためには、ちょこっとやったくらいじゃダメ」
と言いたい気持ちをぐっと抑えてください。
やる・やらないで言ったら、0より1のほうが良いじゃないですか。
結果を出すためには30分必要だったとしても、
「30分? ムリ~」
と全然やらないより、5分でもやったほうが絶対にいい。
あとでお伝えしますけれど、ブログやメルマガでセルフケアを伝えて
結果を出してもらおうとしないほうがいいです。
そこを目的にしてしまうと、どうしても「30分やりましょう!」になっちゃうので。
トコトン量を減らしてみてください。
その2:ついでにやる
「わざわざやる」って面倒くさいですよね。クライアントさんと話していると、
「仕事が終わって家に帰ると、バタバタしちゃって結局寝ちゃうのよね」
「朝は忙しいし、夜は疲れてるから、教えてもらってもできないの」
という声をよく聞きます。
ですから、仕事が終わって家に帰ってから…というのは難しいです。
いちばん良いのは、
ブログやメルマガを読んでいるその場でできることを伝える。
ヒマつぶしをしているときや、すき間時間に、ついでにやれることって何だろうと考えてみてください。
短時間で、簡単に、どこでもできるようなこと。
あまり大きな動作じゃなくて、電車や店の中でもさりげなくできること。
たとえば、肩こり解消に効く手のツボを教えるとか。
できれば、気がついたらやってたというように、
伝えたセルフケアがクセになってくれたら最高です。
その3: 毎日やる
量は減らしても、1日おきとか、1週間に2~3回とかはやめましょう。
ぜったいに続きません。
「毎日やりましょう」
と伝えてください。それが集客につながります。
集客のためのフック
量を減らして、ブログを読んだその場でできる簡単なことを考えて、毎日続けてもらう。
できれば、無意識にカラダが動いてしまうくらいのクセになるように。
そうすると、 クセ = あなたの存在 になります。
見込み客の生活のなかに、あなたの存在が入り込めたということです。
「肩こったな~。あの先生の教えてくれたツボ押してみよう」
「肩こり? だったらココ押すとイイよ。〇〇っていう先生のブログに載ってたんだ」
「あれ、わたし気がついたらココ押してる。そうか、あのブログに書いてあったんだ」
など、
- 見込み客の生活の中に入り込んで
- フックになるようなセルフケアを考えて
- それを魅力的に伝えてあげましょう。
まとめ
真面目に、詳しく、丁寧に、熱心にブログを書いている。
だけどそれが裏目に出て、集客できないという
治療家やセラピストの先生を何人も知っています。
それって、なんだか悔しいじゃないですか。頑張ってるのに。
ですから今回お伝えした、治療院が集客するためのブログのヒントを
1つでもいいので、ためしてみてください。
「先生、ブログに書いてあったアレ、やってます!」
って言われたら、もう大丈夫です。
【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。
〇 他院と比較をされず
〇 通うことへの抵抗感を減らして
〇 あたりまえのように通ってもらう
そんな施術メニューのつくりかたのコツを知りたい方は、こちらをお読みください。