私は現時点で8冊の電子書籍を出版しました。
周りの先生からは、
「すごいね~」
と言われると同時に、
「つくるの面倒くさくなかった?」
とも聞かれます。
たしかにブログを書くよりは面倒でした。
でも、手間はかかりましたが、
「電子書籍つくってよかったなぁ」
と思うことがたくさんあったのです。
この記事では、実際にやったからこそ感じる
電子書籍を出版するメリットをお伝えします。
電子書籍を出版するメリット
信頼と権威が手に入る
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
一人で集客に悩む治療家やセラピストを、電子書籍づくりで応援している伊東 歩です。
「出版してブランディングしましょう」
「本を出版すると、『 信頼と権威』が手に入ります」と
よく言われますが、本当でしょうか?
本当です。
書店に並ぶ商業出版に比べると、
簡単に出版できる電子書籍。
ですから、
顧客や周りへの影響は薄いのかなと思っていましたが、
しっかり反応がありました。
電子書籍を読んだ
江崎グリコのブランドサイト【BifiX マガジン】の担当者から
監修依頼が入ったのです。
そして電子書籍を出版した治療家として
ブランディングしたチラシやホームページからの
新規集客が増えました。
「本を出してるって載ってたから、大丈夫かなと」
「本を書いてるなら、ちゃんとしてそうだなと思って」
という人が多かったですね。
こんな声を聞くと、
見込み客が来院する前って不安なんだなということが
よく分かります。
そして通ってくれている患者さんに
電子書籍を出版したことを伝えると、
みなさん喜んでくれました。
そこで気がついたのは、みなさん
「書店に並ぶ紙の本」と「電子書籍」の違いについて
全然気にしていないということ。
ですから少なくとも、集客や
顧客とのコミュニケーションの場面では
電子書籍、いけるじゃん
ということを実感しています。
顧客との会話がはずむ
あとは、
通ってくれている患者さんと
話が盛り上がることが増えました。
「また新しい本が出たんですよ」
「こんどは膝の痛みについての本を書きました」
「先生は、いろんなコト知ってるわね~」
「本に書いてあったストレッチ、やってみたわよ!」
嬉しかったのは、
普段あまり会話をしない患者さんが
食いついてきてくれたこと。
そして直接の会話だけでなく、
メルマガでも本の出版をネタにすると
反応がいいんですね。
もともと話下手な私は、相手から食いついてきてもらうと
とっても楽なんです。
口コミ・紹介が増える
電子書籍を出版は
治療院内の会話が盛り上がるだけでは終わりませんでした。
治療院の外でも、患者さんは
「私が通ってる先生ってね、本を出してるのよ」と
スーパーでばったり会った同級生に
スポーツジムの休憩中に
飲み会のときに
話のネタにしてくれたのです。
つまり「口コミ」ですね。
口コミの壁のひとつに、施術や先生を「説明しにくい」ことがありますが
本を出している先生
というフレーズだけでどんな先生なのか説明できてしまいます。
中には、
「コレコレ、この本」
と言って、スマホでamazonの販売ページを
見せてくれている方もいました。
おかげで、「〇〇さんに聞いて電話しました」という紹介が増えたのです。
ありがたいことです。
まとめ
電子書籍を出版すると、
- 信頼と権威が手に入る
- ブランディング効果
- 顧客とのコミュニケーションが増える
- 紹介・口コミが増える
など、いろんなメリットがあります。
でも本当は、
あなたの知識と経験を
電子書籍という半永久的に残る形にして
100年後の人にも伝える
ことが、本当のメリットだと私は思っています。
【 NEW 】開業して22年の経験を、あとに続く治療家やセラピストの方のヒントとなるように、まとめてみました。
〇 他院と比較をされず
〇 通うことへの抵抗感を減らして
〇 あたりまえのように通ってもらう
そんな施術メニューのつくりかたのコツを知りたい方は、こちらをお読みください。