通い続けてもらうために
せっかく会員になってもらった人と、
末永くお付き合いができるように、今回は
【 離脱対策 】
についてお伝えします。
生活に入り込む!
離脱対策の目指すところは、
あなたの存在が、患者さんの生活の一部になること。
いつもそばにいるのが当たり前で、
何でも聞けて
教えてくれて
何かあったらすぐに助けてくれる。
そんな頼りになる存在になれば、
会員が離れていくことはありません。
最大の敵は?
会員制に限らず、治療院やサロンから顧客が離れていく
いちばんの原因は何だと思いますか?
施術結果が出ないから?
他に良いところを見つけた?
飽きたから?
いえ、実は通わなくなる理由のほとんどが
忘れられる
からです。
心の距離ができてしまう
施術を受けているときは
「先生といっしょに、頑張りますっ」
と、やる気満々。
でも家に帰った瞬間から、あなたの存在は薄れはじめます。
そして時間の経過とともにあなたの存在は忘れ去られ、
「あれ、そういえばそろそろ、予約日か‥。なんだか面倒くさいな」
となってきます。
そうして心の距離が生まれて、
何かの拍子に施術が飛んで会えなくなると、
一気に破局。退会の連絡が入ってきます。
心の距離を情報発信で埋める
離脱対策は忘却対策
顧客が次の施術までの日常生活で、あなたの存在を忘れないようにするには
どうしたらいいのか。
これは、恋人を射止めるのと同じ。
コミュニケーションをとり
存在をアピールするしかありません。
しかし。
頑張ってブログを書いても、SNSで発信しても、
よほどのファンでなければ追いかけてはもらえません。
みなさん、それほどヒマではありませんから。
そこで効果的なのが、メルマガ。
顧客のメールボックスに直接メッセージを届けることができるメルマガは
最強のアピールツールです。
メルマガで距離を埋めよう
わざわざ探して見つけに行かなければいけない
ブログやSNSと違って、
メルマガは放っておいても送られてきます。
プッシュ型情報発信とも呼ばれるメルマガをうまく使って
会員さんとの心の距離をつくらないようにしましょう。
次の施術までのあいだ
会員さんとの密着度を維持して、
離脱を防ぐためのメルマガのポイントは、
施術とメルマガの内容をリンクさせること。
実際に施術を受けているからこそ響く
突然ですが…
あなたはメルマガを発行していますか?
発行しているとしたら、
読者にはどんな人が集まっていますか?
- 現在通っている人
- 過去に来院していた人
- 来院したことのない人(見込み客)
おそらく、あなたの読者は
この3つのグループに分けられると思います。
そして会員向けのメルマガは、
- 現在通っている人
だけが、読者です。
つまり、めちゃくちゃローカルな話題のほうが
親近感が湧く。
万人向けのメルマガでローカルな話題を書くと、いわゆる
「内輪ウケ」
となり、読まなくなる人が出てきます。
ですから、無難な
【 美容や健康に役立つ情報 】
などを流します。
でも会員向けなら大丈夫。
ローカル・地元・局地的な実話であればあるほど、
距離が縮まります。
仕込みが大事
さらに!
メルマガを読んだときに、
「ああ、そういえばこの前の施術…」
と前回に受けた施術をリアルに思い出してもらえたら。
会員さんとの距離が近いままで、つぎの施術まで
つなげることができますよね。
そのための仕込みを、施術中の会話に忍ばせておきましょう。
どうするかというと‥
季節、気候、土地の行事、時事ネタ、院の出来事など、
いくつかのネタを
会員さんみんなに話すのです。
つまり、会員さん全員が
「ああ、あの話ね。この前の施術のときに先生が話していた」
と思い出せるようにしておく。
すると、どうなるか。
嬉しいんです。
全国ネットのテレビ放送を見ていたら、
急に自分の住んでいる街が映ったときのように。
ぼーっと読んでいたメルマガに、
施術のときの話題が出てきて、急に自分のこととして感じられる。
そして、前回の施術のことまで記憶がよみがえる。
こんな簡単な仕込みをしておくだけで、あなたの書いたメルマガは
顧客をぐっと惹きこめるように変わります。
仕込みといっても、
「今月は、コレとコレをみんなに話そう」
とメモしておくだけでオッケーです。
面倒くさいけど
正直、そこまでするのって
「ちょっと、面倒くさい」
という方もいらっしゃるでしょう。
私も面倒くさいです…
でも新規の顧客を集めるほうが、もっと面倒くさいですよね?
長く通ってくれているひとは、
気心も知れて、お互いの好みもクセも分かっていて、
とにかく施術がしやすい。
ストレスが少ない。
わたしは、そういう人と仕事がしたいなぁと思うので、
- 本を書いたり
- 会員制の仕組みをつくったり
- メルマガを発信したり
ちょっとの手間をかけているだけなんです。
よかったら、参考にしてみてください。
さいごに
3日間、読んでいただきありがとうございました。
お伝えしてきた内容は、
私自身の治療院やコンサルを受けた先生の院やサロンで
実際にやってみたことが凝縮されています。
少しでも、あなたの役に立てば嬉しいです。
もし、
「自分ひとりでやるのは難しい…」
というときは、お手伝いすることもできます。
現在は月に1、2名しかお受けできませんが、
電子書籍の出版から会員制の仕組みづくりまで
二人三脚で個別にサポートいたします。
興味のある方は、下記の記事から詳細をごらんください。